セーラームーンR

うさぎ Sシリーズ 不安

ある日のこと

今は夏休み
うさぎくんの部活が終わるの校門前で待っていたら美奈子ちゃんの担任だった先生に話しかけられ外は暑いから中に入って待つことになった美奈子ちゃん


体育館に向かうと


体育館にて


『『『『キャーキャー』』』』


たくさんの女の子たちが、うさぎくんをみていた


美奈『……………』


面白くない美奈子ちゃん


うさ『あちぃ(汗)アレ?美奈だ♪』


美奈子ちゃんを見つけ嬉しそうな顔をする うさぎくん


美奈『…………』


美奈子ちゃんは黙って出て行くと


うさ『美奈?!(汗)』


慌てて追いかける 






廊下にて


うさ『なに怒ってるの?(汗)』


美奈『………自覚してよ』


廊下で話し込む二人


なる「うさぎと美奈子さん?」


階段から降りてくる途中 下から声が聞こえ立ち止まる


うさ『自覚って?』


美奈『うさぎは私の彼氏でしょ?うさぎが女の子たちからモテるのは優しいからなの。笑顔をばらまいたりしないで』


弱々しく抱きつく美奈子ちゃん


うさ『ボクそんなつもり…』


美奈『うさぎは私だけのものでしょう?』


うさ『美奈…』


なんて声をかければいいか悩んでいたら


なる『ずるいわよ!!』


階段から大声をあげる なるちゃん


うさ『な、なるちゃん(汗)』


なる『なにが私のものよ!!自分以外優しくするな、笑顔見せるな…何様よ(泣)誰にでも優しくて笑顔が暖かいから…みんな うさぎを好きになるんでしょ!!』


美奈『………っ(泣)』


なる『美奈子さんは恵まれてるのに…まだ物足りないって言うわけ?うさぎに甘えてるのよ!!』


そう言って走り出す


うさ『な、なるちゃん(汗)』


追いかけようとすると


美奈『やだ(泣)行かないで(泣)』


泣きながら抱きつく美奈子ちゃん
  

うさ『………戻ってくるから。待っててよ。』


そういって、なるちゃんを追いかけ階段を駆け上る


美奈『ばかぁ(泣)』


小さく呟き、うさぎくんの後ろ姿を見送った






屋上にて


なる『なんで、あんなこと言っちゃったんだろ(泣)』


ばんっ


うさ『な、なるちゃん!?(汗)』


汗だくになりながら、うさぎくんが近寄ってきた


なる『あたし美奈子さんに謝らないから…(泣)』


うさ『…………………』


なる『……………』
 

うさ『ボクのために、あんなこと言ってくれたんでしょ?』


なる『………』


うさ『ボクなら大丈夫だから。たぶん美奈はボク以上に不安を抱えてるんだよ。』


なる『不安って?』


うさ『いろいろ…(前世のことや自分は守護神だってことや)でもさ美奈は不安はボクが解消させるって決めたから。ワガママな美奈も甘えん坊な美奈も受け止めるって。だから…』


なる『分かってるわよ…わたしとあんたは、これからもいつまでも友達よ!!』


うさ『なるちゃん…』


なる『ほら早く戻りなさいよ。』


うさぎくんの背中を押す


うさ『うん!!』


うさぎくんは走り出す
その後ろ姿をみて


なる『ハァァ〜(泣)』


涙が止まらなかった







廊下にて


美奈『うさぎ…(泣)』


うさ『美奈?!(汗)』


うさぎくんが戻ってきた


うさ『ごめん…』


美奈『…………私ってズルくても、うさぎの傍にいたいよ(泣)』


うさ『美奈///』


美奈『気が気じゃないの…。うさぎ どんどん素敵になるし私は守護神だし自信ないのよ(泣)彼氏なら察してよ(泣)』


うさ『ごめん///』


美奈『守護神で戦士である前に一人の女の子だもん(泣)』


うさ『知ってる///』


美奈『本当?(泣)』


うさ『うん///』


抱きしめキスをすると美奈子ちゃんが幸せそうに笑い甘えてきた  
そんな美奈子ちゃんをみて、うさぎくんは、もっと色んな意味で強くなって守ろうと決意したのだった

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