いつも賑やかで、うるさい奴 それが、あいつの印象だった でも、いつからだろうか あいつの辛そうな顔を見るようになったのは‥ ギャラクシアとの戦いから一年後 僕たちは故郷も復旧し再び地球に戻ってきた また新しい敵が地球を狙ってるとプリンセスに言われ今度は僕たちが彼女たちを助けるために アイドル、学校、戦士に忙しいけど‥それなりに楽しんでいる 学校 教室にて 美奈】カシャカシャ シャーペンを押しながら窓の外を眺めてる愛野 夜天『暗いじゃん。どうしたのさ?隣から陰気くさい空気出すの止めてよね』 美奈『あれ?夜天くんったら、そんなに私が気になるの♪』 一瞬で表情を変える 美奈『もう♪夜天くんったら///以外に優しい一面見せるから美奈メロメロよ〜///』 夜天『‥‥‥‥』 めんどくさくなって黙り込んでいたら 美奈『もー夜天くん優しくてカッコ良くて美奈ますます好きになっちゃう///』 夜天『はいはい』 心配して損した こいつは、お気楽脳天気なんだ 僕は愛野から視線を外し前を見、頬杖をしていたら かたっ 肩に重みが‥ そして金髪の髪から甘い香りがした 美奈『本当‥あの子以外には好きとか言えるのにな‥』 ポタポタと落ちる滴 夜天『‥‥‥どうしたの?』 放課後で誰もいない教室 愛野の小さな泣き声が響きわたる 僕は前を見たまま問いかけた 美奈『卒業したら、うさぎちゃん結婚するの‥夜天くんたちが帰った逢と衛さんプロポーズしたのよ。卒業したら結婚しようって。もう‥完璧に、うさぎちゃんは衛さんのものになるのよね(泣)』 夜天『そっか‥』 僕は愛野の言葉を待った 美奈『前世からの恋が、ようやく叶うのに喜べないなんて守護神失格ね‥。』 夜天『そんなことないよ‥』 美奈『この想いは風化して消えて‥そしたら2人を祝福できるけど‥想いは加速するばかり。笑った顔やあの子の優しさ、強さ、弱さをみる度に想いは募るの。』 夜天『本当に好きなんだね‥だから月野に想いを伝えないんだね…』 美奈『‥‥‥』 驚いたように僕を見てくる愛野に僕は笑ってしまった 夜天『好きな人を困らせたくないから伝えないんでしょ?優しいよ。』 美奈『ありがとう‥口に出さない方が良い言葉もあるのよね。』 夜天『じゃあ、僕に言いなよ。ねぇ‥愛野の気持ちを』 そう言うと愛野は僕に抱きつき、泣きじゃくりながら、こう言った 美奈『大好きよ‥うさぎちゃん(泣)』 夜天『ーー分かってるよ』 そっと抱き締める夜天くんだった [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |