この想いは譲らない 私と彼女たちは共に過ごす年月を重ねる程 距離は遠くなる 30世紀 パレス クイーンの部屋にて セレ『みんな元気そうで良かったわ。』 モニターに話しかけるクイーン ウラ「クイーンも、お元気そうで何よりです♪」 セレ『また遊びに行くわね♪』 サ「そんなことしたらヴィーナスたちに怒られますよ♪」 プ「そうですよ(笑)」 ネプ「彼女たちの嫉妬は怖いものね(笑)」 クスクス笑う外部達 セレ『‥‥‥』 面白くなさそうなセレニティ ウラ「どうしたんだい?」 セレ『彼女たちとは幾数年共に過ごしてるけど‥何にも私の気持ち分かってないんだもの。』 拗ねたような表情のセレニティ ネプ「何があったの?」 優しく問うとセレニティは小さな子供のように口を尖らせ セレ『みんなには幸せになって欲しいの。だけどヴィーナスたちは私を護るのが幸せ‥傍にいることが幸せとか言うのよ‥。そんなわけないじゃない‥。自由に生きて欲しいわ。確かに規則や掟がある‥でも私中心に物事を考えるの辞めてほしいの。私がヴィーナスたちの自由を奪ってるみたいで息が詰まる‥」 セレニティが悲しそうに笑ったあと セレ『貴女たちも同じ想いで生きてるの知ってるわ‥。でも貴女たちは使命を優先してくれる。使命を全うするため私の意志や気持ちを後回しにしてくれるから‥気が楽なの。彼女たちは私を護るためなら自分の命を差し出すから‥‥そういうとこが嫌いなの‥』 泣き出すクイーン プ「クイーン‥泣かないでください。そして彼女たちの気持ちも分かって」 サ「クイーンも彼女たちが傍にいてくれて幸せでしょ?」 セレ『好きな人が傍にいてくれるなら幸せに決まってるじゃない。でも‥だからといって自分を犠牲にしてまで私を幸せにしようとするのがイヤなの(泣)』 「「「「クイーン‥」」」」 ウラヌスたちは切なそうにモニター越しから見るしかできず歯がゆかった そしてウラヌスはヴィーナスに連絡した ‥ ‥ 夜 クイーンの部屋にて ヴィ『ウラヌスから連絡があり貴女が泣いたと聞いたのですが』 セレ『ヴィーナスには関係ないことよ』 そっぽを向くセレニティにヴィーナスは可笑しそうにクスッと笑った セレ『‥‥何が可笑しいの?』 ムッとした顔の表情のセレニティ ヴィ『ゴメンなさい(笑)ねぇ‥セレニティ。』 ニコッと優しく微笑む セレ『なによ』 ヴィ『わたしたちは貴女の隣にいることが幸せなんです』 セレ『‥‥‥ふーん』 ヴィ『昔、貴女は私たちに恋をし普通の女の子の幸せを掴んでほしいと言ったわよね‥』 セレ『言ったけど貴女たちは私のそばにいることを選んだじゃない。そういうのが息苦しいの』 ヴィ『恋をしてるわよ‥貴女に』 セレニティの髪にキスをする セレ『‥‥‥忠実な言葉をありがとう』 呆れたように言うセレニティ ヴィ『貴女が、そう苛立ってるのが私たちの幸せ(笑)永遠に叶わぬ恋をしてる私たちは貴女だけが幸せな想いをしてるの許すわけないじゃない。』 クスクス笑うヴィーナスに目を丸くするセレニティ ヴィ『貴女は自分が私たちを縛り付けてると思ってるだろうけど違うのよ‥わたしたちが貴女を縛り付けてるの。未来永久わたしたちの想いで貴女を縛り付けてあげるわセレニティ』 ニコッリと冷たい笑みを向ける セレニティは‥ セレ『ぷっ(笑)こんなに幾数年あなた達と共に過ごしてるのに、まだまだあなた達を分かってなかったのね(笑)』 クスクスと笑った後 セレ『貴女たちは美しい外見で皆を魅了してるけど‥こんな狂愛だと知ったら誰も愛してくれないわね。』 ヴィ『私たちの愛は歪んでますから(笑)』 セレ『じゃあ私しか愛せないじゃない♪仕方ないから傍に置いとくわ(笑)』 ヴィ『ありがたき幸せ(笑)』 お互いが、お互いを歪んだ愛で繋がってる 幸せという狂喜 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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