ずっと、ずっと傍にいたから気づいたの 中Aの頃から、うさぎは変わった と感じる ううん‥うさぎが変わったんでなく、うさぎを取り巻く環境が変わった 友達とは違う うさぎとあの人たちの関係 うさぎを見つめる あの人たちの眼差しは優しくて切ない瞳で傍にいて‥ うさぎは、あの人たちが大好きで安心したように護られてる でもね愛野さんたちを時々羨ましそうに見てるんだ ある日のこと 十番中 教室にて 『きのうもセーラー戦士が現れたんだって♪』 『カッコいいし強くて綺麗なんて素敵よね///』 女の子たちが雑誌をみて騒いでいたら なる『前まではセーラー戦士たちが雑誌や新聞に載ってたら騒いでたのに最近は騒がないのね?』 目の前に座って宿題を黙々と写してる幼なじみに声をかける うさ『‥‥えっ?』 ノートから視線を外し、なるちゃんをみると なる『前までは騒いでたじゃない。 』 真っ直ぐ見つめる なるちゃん うさ『だって‥セーラームーンって格好悪いもん。他の皆がいないと何にも出来ない。他の皆は、あんなに素敵でカッコいいのにさ…』 なる『‥‥なんで格好悪いの?』 うさ『泣き虫でドジで、いつも戦うことを迷ってて‥。自分で愛と正義の戦士って言ってるけど‥全然 正義のために戦ってないんだよ』 なる『‥‥‥』 うさ『ただ自分の好きな人たちのために戦ってるんだもん。もし好きな人たちがいなかったら地球を護りたいなんて思ってないんだよ‥セーラームーンは(泣)』 目には、うっすらと涙をため微笑む うさぎをみて なる『‥‥それでも、いいじゃない。』 うさ『えっ?』 驚いた顔で、なるちゃんを見つめる なる『好きな人たちがいるから、うさr‥セーラームーンは戦える。その想いがあるから、どんなに自分が辛くても痛くても最後まで逃げ出したときないじゃない。愛する人のために戦うのも立派な正義だと思うわ(笑)』 ニコッと微笑む なるちゃんを見て、うさぎの瞳から涙がこぼれた うさ『そうかな(泣)』 なる『‥‥えぇ(なでなで)』 うさ『なるちゃん ありがとう(泣)』 なる『なにが?(笑)』 クスッと笑って、うさぎが泣きやむまで頭を撫でる なるちゃん ‥ ‥ そして学校帰り きょうは亜美ちゃんは塾、まこちゃんは用事があって二人で帰っていたら美奈子ちゃんとバッタリ会い三人でクラウンに来ました パーラークラウンにて うさ『あたしトイレ行ってくるね(*^▽^*)』 うさぎが席を離れたので二人きり 美奈『うさぎちゃんて、なるちゃんと居るときは、あんな風に笑うのね‥』 なる『えっ?』 美奈『なんか本当に普通の女の子の表情してるからさぁ。ちょっと悔しくて‥。あたしたちと居るときと違う風に笑うんだもの』 悔しそうに切なそうに呟く美奈子ちゃんを見て なる『あたしだって同じよ。愛野さんたちといるときのうさぎの安心した顔見るたびに悔しいんだから‥』 唇を尖らせる なるちゃん 美奈『えっ?』 キョトンとして見つめる美奈子ちゃんに、なるちゃんは溜め息をした後こう言った なる『あたしが一番うさぎと長いつき合いだと思ってたけど、誰かさんたちが現れ一緒にいる姿をみると絆の深さを間近で見せられて悔しいんだから。今は、まだ こうして傍に居られるけど‥いつか愛野さんたちと遠くに行っちゃうことぐらい分かるわよ!!』 美奈『なるちゃん気づいてたの?』 なる『何年あの子といると思ってるのよ‥。いつか本当に逢えなくなる日がくるのよね‥』 美奈『‥ごめんね』 なる『謝らないでよ。あの子を全力で護ってよ。それを約束してくれたら‥あたしから、うさぎを奪ってく貴女たちを許せるから‥』 美奈『約束するわ』 固く決意した瞳で自分を見つめる美奈子を見て、なるちゃんは笑った [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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