好きで好きで好きすぎて‥あたしたちは壊れていく‥ あの子に巡り会い心の傷は塞がるところが広がるばかり あの子は前世では儚げで幼なくて優しい私たちのお姫様だった でも今は強くて優しくて全てを癒し再生する力強い戦う お姫様に生まれ変わった 戦う お姫様になっても‥‥あの澄んだ瞳 何でも救ってみせると決意した瞳 その瞳と眩しい優しい笑顔に、たくさんの人も敵も救われてきた でも‥‥わたしたちは、救ってもらえない 貴女の全部が欲しいの 美奈子の部屋にて うさ『美奈子ちゃん?』 押し倒されたまま見上げてくる うさぎちゃん ほんと‥疑うことを知らないのね 美奈『ねぇ…うさぎちゃん』 頬をなでる うさ『なぁに?』 大きな青い瞳に私がハッキリ写る 美奈『うさぎちゃんは人を犠牲にできないのよね?』 うさ『‥‥人を踏みつけてまで幸せにできないよ』 美奈『じゃあ‥』 わたしの言葉を遮り うさ『うん‥‥いいよ。好きにして(きゅっ)』 美奈子を引き寄せる 美奈『‥‥意味分かってるの?』 うさ『わかってるよ』 美奈『そう‥‥』 ‥ ‥ 美奈『んっ‥』 目を覚めると隣には、うさぎちゃんがいた 真っ白な身体には私がつけた赤い跡か散らばっていた うさ『んっ‥美奈子ちゃん(笑)』 あたしと目か合うとニコニコ微笑んできた 美奈『ごめんなさい‥(泣)』 泣き出す美奈子 うさ『泣かないでよ。』 美奈『だって‥貴女を汚してしまった』 泣き出す美奈子に うさ『クスクス♪汚したって、どこが?貴女たちは昔から私に心酔し本当の私を見てなかっただけ‥本当のわたしは、こんなことを平気でするわ(笑)』 クスクス笑う うさぎ 美奈『うさぎちゃん?!貴女は本当に、うさぎちゃんなの?』 普段の子供っぽい表情と違う妖艶な表情をする うさぎに戸惑う うさ『貴女たちは私をプリンセス‥神の存在‥メシア‥いろいろと縛り付けてきた‥』 美奈『な、なにを言ってるの‥』 うさ『勝手に私と貴女たちの間に壁を作って勝手に悩んで救ってくれないとか‥こちらに来る勇気もない人を愛せる訳ないじゃない(笑)』 にっこり微笑む 天使の裏顔は小悪魔だった うさ『本性を知って幻滅した?するわけないわよね(笑)だって貴女は特に心酔してたもの(ちゅっ)』 美奈子の唇にキスをする 美奈『〜〜っ///』 うさ『本当‥従順ね(笑)』 にっこり微笑む彼女を見て分かった 彼女も寂しかったということを そして救いを求めていたのに私達は己のことしか考えてなく彼女が墜ちていく悲鳴を聞き流していたことを うさ『クスクス♪今日から貴女も堕ちていくのよ‥闇にね』 おかしそうに笑う うさぎ 美奈『えぇ‥もう1人にしないから‥(泣)』 あたしは泣きながら彼女を再び押し倒した そして堕ちるところまで墜ちていくことにした‥‥ それが彼女が望むことだから [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |