セーラームーンJ

うさぎ 原作 七夕

7月7日
 
今日は七夕です


火川神社にて


みんなで七夕の飾り付けをしていたら


美奈『織り姫と彦星は一年に一回しか会えないのに、誰かさんは泣き落としされただけで留学してるのにも関わらず帰ってくるなんてねー』


美奈子ちゃんわざと聞こえるように言う


衛『悪かったな(苦笑)そっちこそ半年ぶりに会えるのに、わざわざ七夕パーティーを開いてくれるなんてな』


こっちも嫌みたらしく言うと


美奈『‥‥あんたがいなくても、あの子の心には、いつでも あんたがいるのよ』


睨みつけると


衛『そっか///』


睨まれてるのにデレデレになってる衛を見て


美奈『あーぁ‥なんで、こんな奴がいいのかしら‥(苦笑)』


衛『物好きなんだろ(笑)』


美奈『ちぇっ。ノロケないでよね。で、短冊には何て書いたの?まさか‥今以上にラブラブになれますように!!とかじゃないでしょうね』


衛から短冊を奪う


衛『お、おい(汗)』


美奈『なになに〜‥うさこを泣かさないよう強くなれますように‥』


衛『泣かせたくないんだ‥』


真っ直ぐ美奈子を見つめると


美奈『‥‥本当泣かせないでよね。ほら、織り姫が呼んでるから行きなさいよ(どんっ)』


衛の背中を押す


衛『分かってる』


衛が歩く後ろ姿を黙ってみていたら
突然振り返り立ち止まり


衛『美奈の願い当ててやろうか?(笑)』


意地悪そうに微笑む衛


美奈『へー(笑)当ててみなさいよ』


腕を組み鼻だ笑う美奈子
衛はクスっと笑い


衛『好きな人が、いつまでも幸せそうに笑ってくれますように‥だろ(笑)』


美奈『‥‥なんで分かったのよ。誰にも見られないように天辺に飾ったのに』


唇を尖らせる美奈子


衛『だって美奈の願いは、うさの幸せに決まってる。それは遠い昔から‥変わってない。』


目を伏せる衛


美奈『ちぇっ。あんたのそういうとこが嫌いなのよ‥。あーぁ。やんなっちゃう(笑)』


衛『相変わらずハッキリ言いやがって(笑)』


美奈『嫌いだけど、あんたは最高の恋敵として認めてあげるわ(笑)』


衛『ライバルとして認めてもらえて光栄だよ(笑)』


おかしそうに笑い合うのだった♪

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