こんな気持ち初めてだった 心が あの人で、いっぱいで 好きと気づいてからも昨日より好きになっていく毎日で あの人を思うだけで心がドキドキしたり暖かい気持ちで いっぱいになる あの人の笑顔、言葉、一つ一つの行動は全て優しさから出来ていて 暖かすぎて火傷するかと思った でも それは自分にだけ向けてくれるものではなく たくさんの人にも向けられていると気づいてからは胸が苦しかった 好きで好きで どうしようもなくて 気がつけば目で追っていて だけど向こうは私の気持ちを知らずに無邪気に微笑み返したり、別な人といて私の知らない表情を見せたり… ドキッとしたり ヤキモキしたり 私だけを見てと願ったり なんで、なんで!! もう彼女の前で親友の瀬川おんぷを演じられない 好きが溢れだして 目の前の彼女に抱きついた ｢お、おんぷちゃん？｣ 驚いた顔で抱きつかれたまま聞く どれみ ｢好き……好きなの!!どれみちゃんが好きなの｣ 泣き叫ぶように更に強く抱きつく おんぷ ｢えっ…………｣ 驚いた声を出し おんぷを見詰める どれみ ｢わたしを どれみちゃんの一番にしてよ…。どれみちゃんがいるだけで私は何だってできる。笑顔でいられる…｣ どれみの服の裾を握り、涙を流しながら 途切れ途切れに言葉を発する ｢おんぷちゃん…｣ そんな おんぷを見て 愛しく思えた 自分を こんなに必要としてくれて 好きといってくれて いつもクールで努力家で負けず嫌いな彼女が自分にだけ涙を見せるなんて… そんな彼女を守りたいと思った 自分がいるだけで彼女が笑顔になれるなら傍にいたいと思う いつもと違う 心のドキドキ これが…恋なのかな… ｢うん(おんぷを優しく抱き寄せる)…。これから傍にいるから。おんぷちゃんの笑顔を守りたい。だから…泣かないで。(指で涙を拭き取り、おんぷに微笑む)。あたしもドキドキしてるんだよ。これが恋なんだ…と思う///｣ 真っ赤な顔をして、しどろもどろになりながら おんぷに想いを伝えた おんぷは どれみの言葉を聞き目を見開くと 照れ臭そうに笑う どれみと目があった ｢どれみちゃん｣ 想いが届いた 欲しかった言葉 欲しかった自分にだけに向けられる笑顔 欲しかった人 私は嬉しくて どれみちゃんに強く抱きつき 嬉しくて泣いてしまった そんな私を見て ｢泣かないでよ(苦笑)笑顔を見せて おんぷちゃん｣ わたしの背中に腕を回し優しく抱きかえしてくれた ｢うん…でも嬉しくて涙がでるんだもん。｣ そのまま、どれみちゃんは何も言わず優しく抱きしめてくれた。 泣き止むまで 笑顔になってからも ずっと抱きしめてくれた。 私は きょう 本当の自分 本当の笑顔 欲しかったもの 大切な人を手に入れた どれみちゃん 大好きだよ [先頭ﾍﾟｰｼﾞを開く] [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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