おジャ魔女B

鈍感 あいどれおん

ある昼下がりのMAHO堂。
おんぷとあいこは皆の食事を作っていた。
ど「あいちゃーん。おうどん まだですか〜?」

あ「まーだ ですよ(笑)って、おんぷちゃん、そんなに醤油いれたらアカン(怒)墨汁みたいになってまうやろ」

お「だって、あいちゃんの味付け薄いんだもん。」

あ「うどんはダシの効いた薄味がおいしいねん」

そう言って、味付けする あいこ。
味を見るため@本食べていると
ど「ん〜どれどれ…モグモグ」

あ「ちょっ…///」
反対側から食べ始める どれみ。
あと数センチで口と口に近づいた その時…おんぷが箸で、プッツンと切る。
ど「うーん。おいしかった♪」
そういって、また向こうに戻る どれみ。
あいこは真っ赤になりながら「なんやねん///」と心で突っ込むと おんぷが意味ありげに微笑む。
お「どれみちゃんは天然だから勘違いしちゃダメよ♪」

あ「わ、わかってるがな。やのうて別にあたしは…っ///」

お「ハイハイ♪」

あ「大体…どれみちゃんにアプローチかけんのは、おんぷちゃんの専売特許やろ!?それを何故あたしにフルか!?」

お「どれみちゃんがアプローチをかけてなびくタイプに見える?」

あ「だから分かってるいうに!!」

お「あいちゃんだって人のこと言えるかしら〜?」

あ「あぁ!(怒)」

お「さっきみたいなシチュエーションで大親友のラインを越えちゃったことなかったかしら?」

あ「なんやてぇ…(怒)まったく、汚れチャイドルは考え方がヤバイちゅーねん」
お「ムッ…あいちゃんなんかウジウジ考えてるからデコパチなのよ(怒)」

言い合いを続けてるとマジョリカが登場。
マ「お前たち 早く飯を…」
「「うるさい(怒)」」

マジョリカを一鶴させ、うどんの準備をし直す。

気まずい空気の中あいこが口を開く

あ「どれみちゃんはな…人のことばかり考える子や…よこしまな考える差し入れても空振りするだけなんやよ…」

お「わかってる…わよ。でもね…優しくされてずっと友達として楽しくしてて…けど変に近づくと離れちゃう…独り占めできないもどかしさ…ずっとそんな関係で…あいちゃんだってなにも感じないほど鈍くないでしょ?」

あ「それはな…それをかんじるのはあたしらだけやない……」

お「……うん」

二人して、どれみの横顔を見つめ
「八方美人は罪だ…ハー(--;)」
とため息をつくのだった。


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