生まれ変わって再び貴女に巡り会えて、あたし幸せよ‥ でも‥どうしてプリンセスとしてだけで生まれ変わってくれかったの? どうして私たちの腕の中にいてくれないの? 私たち守護神は貴女を護るためだけに存在するのよ? お願い‥私たちを否定しないで‥ お願いだから‥私たちに貴女を護らせてよ‥ ‥ ‥ うさ『‥‥っ。み、美奈子ちゃん痛いよ(泣)』 目の前にいるのは私の最愛の人 なんで泣いてるの? 美奈『うさぎちゃん?』 うさぎちゃんを見つめると うさ『なんで怒ってるの?(泣)美奈子ちゃんは普段はニコニコ笑ってるけど‥‥あたしが戦う姿を見てるとき‥ものすごく怒った瞳をしている(泣)きょうだって‥‥確かにケガをして迷惑かけたけど‥』 目に涙を溜める うさぎちゃん そうだ‥ きょうは二人でショッピングしていたら敵が現れ戦った うさぎちゃんはムチャな戦いをしてケガをしたから、あたしの家に連れてきて手当てしたんだった よく見ると、うさぎちゃんの手を強く握りしめていた 美奈『ゴメン‥ねぇ、うさぎちゃん』 あたしは握った手を離し、うさぎちゃんの頬を撫でる うさ『なぁに?』 真っ直ぐ見上げる うさぎちゃん 美奈『私たちは前世から貴女に忠誠を誓ったわ…だから、うさぎちゃんも誓って』 うさ『えっ?』 キョトンとする うさぎちゃん 愛おしいプリンセス‥ 美奈『ずっと‥ずっと‥わたしたちに護られるプリンセスでいてね。私たちは貴女を護るためだけに存在するんだから‥』 あなたの優しさを利用する あなたのそばにいるためだから‥こんなズルい私を許して 優しいあなたなら絶対頷いてくれると信じてたのに うさ『それは‥‥誓えないよ』 その言葉を聞いた途端わたしは頭が真っ白になった うさ『あっ‥‥み、みな‥こちゃん』 美奈『なんで誓ってくれないの?(ぎゅっ)』 うさぎの細い首を絞める美奈子 うさ『あっ‥美奈子‥ちゃん』 うさぎが息を絶え絶えに美奈子の頬を撫でると 美奈『‥‥なんでよ(泣)わたしは貴女を護りたいの‥。それだけなのに(泣)』 うさぎに弱々しく抱きつく うさ『あたしだって護りたいの‥。それに護るためだけに存在するなんて言わないでよ(ぎゅっ)』 美奈子を抱きしめる うさぎ 美奈『えっ?』 目に涙を溜め、うさぎを見つめる うさ『あたし皆が大好きなの。守ってもらうためだけに側にいて欲しいと思ったこと一回もないの。みんなが大好きだから、ずっといて欲しいから戦う力を前世で‥‥あのとき願ったの(笑)あたし幸せよ♪願いが叶って大好きな皆も護れるんだもの(笑)』 うさぎがニコッと微笑むと 美奈『うさぎちゃん(泣)』 泣きながら更に抱きつく美奈子ちゃん うさ『一緒に未来を作ろうね♪』 背中を撫でる うさぎ 美奈『うん‥(泣)わたし‥もう、うさぎちゃんに必要されなくなっちゃったって思ったの(泣)』 うさ『そんなことないよ』 美奈『うん(泣)ありがとう(泣)』 ‥ ‥ 泣き疲れたのか美奈子は眠ってしまった うさぎはベッドに運び、そっと帰る 愛野家を出るとアルテミスがいた 外にて アル『うさぎ‥ありがとう(泣)』 頭を下げるアルテミス うさ『いいのよ♪アルテミス』 アルテミスを抱き上げ頬をくっつけスリスリする うさぎ うさ『美奈子ちゃんは普段元気いっぱいだけど‥たまに瞳が暗くなるときあったんだ‥それは、いつも あたしが戦う姿を見るときなんだけどね(苦笑)』 アル『美奈は、あぁ見えてイロイロ悩んでるから‥。心のバランスを崩しやすいんだ‥』 うさ『‥‥うん。あたし美奈子ちゃんの笑った顔好きだから‥‥救いたい。救ってみせるからね。アルテミス(泣)』 泣きながら僕を抱きしめる うさぎを見て アル】やっぱり うさぎには適わないな(泣) 美奈を誰よりも幸せにして欲しいと願うアルテミスだった‥ [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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