自分の生まれた星にいた時は僕も人間の姿で過ごしていた でも月人の付き人に選ばれた僕とルナは猫の姿で月へ行くことになった 僕とルナは優れた頭脳を買ってもらえたのだ だが月人より、でしゃばってはいけない それに戦う力のない僕たちは猫の姿で敵の目から外した方が安全だからだ ルナと一緒だから不安はなかった 僕は昔からルナが好きだったから でも月へ行って気になる人が出来た ヴィーナス‥ 彼女はプリンセスの守護神リーダーで誰よりも強くて凛々しくて優しい まぁ時たまプリンセスのことになると暴走したりして大変なんだけどね いつも陽気な彼女だけど‥‥プリンセスを見つめる瞳は寂しげだ なんで‥そんなに辛そうなの? そんなに辛いなら、そんな恋やめちゃえばいいのに‥ プリンセスが地球国の王子と恋をし、君から離れてから、ますます辛そうだ 泣いてる君を抱きしめたかった でも僕は猫の姿だから抱きしめることも涙を拭うことも出来なかった そして‥‥何千年の永久を超えて僕は再び君を見つけた 君は何にも変わってなかった 姿も中身も‥ サラサラの長い金髪に大きな赤いリボン、吸い込まれそうな大きな蒼い瞳 喜怒哀楽が激しくて見てて飽きなかった(笑) 美奈がイギリスに留学する前日 美奈の部屋にて 美奈『いよいよ明日かぁ‥』 窓から月を見上げる美奈 アル『ホントに行くのかい?』 僕が話しかけると 美奈『あんた、まだ心配してんの(笑)大丈夫だって♪』 へらへら笑う美奈を見て苛立った アル『いい加減にしなよ!!中国で記憶が完全に戻ってからムチャし過ぎなんだよ』 大声をあげてしまった 美奈『‥‥‥』 美奈は黙って見つめてきた アル『‥っ。なんで、またプリンセス(うさぎ)に想いを寄せるんだよ。好きなら彼女から逃げるなよ…』 僕が想いをぶちまけると美奈は 美奈『逃げないわよ…だって私は、あの子のために生きるって決めたから。イギリスに留学するのは敵の情報を集めるため‥大丈夫よ♪』 そう言って美奈は優しく微笑んだ アル】あぁ‥そうだった‥。君の血はプリンセスのために流れーー。君の身体はプリンセスを護るためにあるーー。君の瞳はプリンセスを見つめるためにあるーー。君の全ては全部プリンセスのために存在するんだね‥‥。 君の‥‥そんな強さに憧れてたんだ でも、どこか脆くて護りたくなるところもあって‥‥。 美奈『アルテミス♪イギリスでもサポート頼むわよ(笑)』 ニコニコ笑い話しかける美奈 アル『当たり前だろ。君は目を離すと、すぐさぼるからな(笑)』 美奈『ひどーい(`ε´)』 ふてくされる美奈を見て僕は思った ずっと、そんな風に笑ってて欲しいって思ったんだーー [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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