学校帰り 美奈『あ〜んォいきなり雨降るなんてノ』 突然の雨に美奈子がブツブツ言いながらアーケードの下で雨宿りしていたら… 『うわぁ〜参ったなぁォ』 聞き覚えがある声 自分と同じように雨宿りする男を見ると… 美奈『衛さん』 私の主の想い人 地場衛だった… 衛『あれ?美奈じゃないか普x 優しい笑顔を向ける彼に私は…毎回苛立ちを覚える どうして私は…うさぎちゃんの愛するもの全てを愛せないんだろう… 美奈『えぇ負qさんは大学の帰りですか?』 わたしは黒い想いをさらけ出さないよう笑顔を向けると… 衛『クス(笑)ムリして笑顔向けなくていいんだぜ…俺のこと認めてないくせに』 さっきまでと違う冷めた笑顔を向ける 美奈『何を言ってるんですか?浮、さぎちゃんの大事な人は私にとっても大事な人ですよ』 美奈子は動揺しつつも笑顔で返すが… 衛『嘘だね…君は…君達は昔から俺を恨んでいる。ただの一度も君達は俺に心を許してくれなかった』 目を伏せポツリポツリ呟く衛 美奈『そんなことありませんよ普x それでも美奈は笑顔を向けるが… 衛『うまく笑ってるつもりだろうが…目笑ってないぜ(苦笑)』 美奈の目を指差すと 美奈『あんたなんかに何が分かるのよ(泣)』 泣き叫びながら衛の首を締め上げる 衛『…………』 衛は黙って美奈を見つめる 美奈『私には…あの子が全てだった(泣)あの子が…あんたと出会わなければ、あんなことにはならなかったのに(泣)いつまでも私たちのあの子でいてくれたのに…どうして、あんたなのよ(泣)昔だけでなく生まれ変わった今も私から奪う……どうして貴方だけが、あの子から愛されるの(泣)どうしてよ…』 泣き叫ぶ美奈子 衛『………』 ただ衛は黙って聞いている 美奈『あの子を…返してよ…』 泣きながら微笑む美奈子 衛『ゴメン…意地悪過ぎたな…。悔しかったから…』 困ったように微笑む衛 美奈『く、悔しいって?』 涙を拭い衛を見つめる美奈子 衛『それは…悔しいから言わない(うさを護れるパワーや一途さ……そして、うさは皆が大好きなんだよ…妬けるぐらいになぁ。)じゃあな』 衛は意味ありげに微笑んだあと雨の中 走って行った その後ろ姿を見て美奈は 美奈『教えていきなさいよ…気になるじゃない』 不思議そうな顔をしながら衛の後ろ姿を見送った [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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