学校の授業が終わり帰ろうとした ｢あー瀬川と春風は理科準備室の片付け頼む｣ 科学の櫻井に言われ、渋々と2人で片付け中 どれみ君と久しぶりに２人きり どれみ君がデビューしてから、ますます人気者で嫉妬したっけ でも…この間どれみ君と―――そのときのことを思いだし真っ赤になる ｢何ニヤけてんの？もしかして、この間の事でも思い出した？｣ みんなの前では見せない意地悪な顔 そして声が近くにあって棚にある瓶を落としてしまった ガチャン ジュッ 瓶が割れて液体が飛び散り足にかかった ｢熱っ…｣ 火傷した足を触ろうとしたら ｢バカ。すぐに洗い直せ｣ そう言われ保健室に連れていかれベッドに座らせられた 先生がいなくて、どれみ君は薬を探し手当てしてくれた ｢あんま心配かけんなよな｣トクン トクン 優しい どれみ君が 大好き ｢あれ…どれみ君目の下切れてるよ｣ 血がうっすらと流れていた ｢あー瓶の破片とんだのかも…なぁ舐めて消毒してくんない？｣ そう言って前髪をかきあげ意地悪そうに笑った ドキン ドキン 目を瞑り、どれみ君の顔に近づき血を舐め取った 目を開くとルビー色の瞳が目の前に吸い込まれ、ベッドに押し倒されていた ｢ち、ちょっと ここ学校よ｣ 慌て押し返そうとしても敵うはずなかった ｢クス 何期待してんの？ 俺は ただ キスしようとしただけなんだけど｣ うーだったら押し倒さないでしょう… でも今なぜかＳが入っている どれみ君に敵うわけない ｢もう何で、たまにＳになるのよ…｣ 小さく呟く ｢おんぷが可愛いから苛めたくなるんだよ｣ そう言って首筋にチュッとキスをされ、立ち上がらせられた きっと彼は今夜わたしが会いに行くように仕向けた。 だって、あんなことされたら、最後までして欲しいじゃない… なんか、どんどんＨになっていく自分がいたー――― [先頭ﾍﾟｰｼﾞを開く] [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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