ベリルに会い……ボクは全部を思い出した ベ『会いたかったぞ…セレニティ』 セレ『…ベリル』 べ『記憶が戻ったようだな…愛しいセレニティ』 ベリルがセレニティに近寄る 『『『『セレニティォ』』』』 守護神たちが駆け付ける べ『貴様ら…まだセレニティの傍にいるのか』 手をかざしヴィーナスたちを攻撃しようとする セレ『やめてォ傍にいるから皆に手を出さないで(泣)』 泣きながら、ベリルに歩み寄る ヴィ『うさぎォ』 ヴィーナスが…いや美奈子が止めようと追い掛けたら セレ『来ないでゥ』 大声を出すセレニティに皆は動きが止まった セレ『……ボクはベリルのところに行く。』 ベリルの前に立つと… べ『ふっふ(笑)ようやく手に入れたぞ』 ベリルはセレニティを抱きしめる セレ『………』 黙り込み、ベリルの腕の中にいるセレニティ ベ『さぁ…行こう』 セレニティを引き連れベリルは消えていった 残された皆は呆然と立ち尽くしていた ‥ ‥ ダークキングダムにて セレ『…………』 べ『昔と変わらぬなセレニティ』 セレニティを見つめながら微笑む セレ『どうして…前世で…あんな事したの…』 俯きながら身体を震わすセレニティ ベ『あいつらが目障りだったからだ』 セレ『なんでォみんなボクの大切な人たちだってベリル知ってただろォ』 ベリルを見上げ必死に訴える べ『だからだ…私は憎くてしかたなかった』 セレ『一緒に仲良く遊んだりしたじゃないか』 ベ『セレニティ…私はセレニティを好きだった。親が決めた許婚で年下で甘えん坊だけど優しくて暖かいセレニティが好きだった。』 セレ『ベリル』 べ『だけどセレニティは無邪気で、まだまだ子供で好きとか恋とか分からなかったから気長に待とうと決めた。そして私が18…セレニティが15のとき…。父が、わたしの側近であるクンツァイトとセレニティの守護神ヴィーナスに婚約を進めた。二つの王国のより良い交流を計るために…。二人の意志を無視し父は婚約を進め…結婚式の日が訪れた。そして式の最中にセレニティが止めに入った…』 セレ『………』 べ『泣きながら…「嫌だよ(泣)傍に居てよ…」とヴィーナスに抱き着くセレニティを見て気づいた。セレニティはヴィーナスを愛しているんだと。本人も分からぬぐらい純粋過ぎる想いだから気づいてない…。そしてヴィーナスは愛しそうに「傍にいます。」と言いセレニティを見つめていた。私がセレニティを見つめる瞳と同じだった…二人はお互い惹かれあっていた』 セレ『………』 ベ『だから…お前の大切なやつらを皆殺しにした。セレニティには私がいると思わせるために』 セレ『………(泣)』 泣きながら睨みつけるセレニティ べ『あの時も、そんな目をしていたな。大切なやつらを殺された お前は悲しみの余り一気に覚醒をし銀水晶の力により私は滅んだ。そしてセレニティもな…』 セレ『あ…うわぁぁ(泣)』 思い出したくない過去の記憶が一気に流れ出す セレニティは耐え切れず崩れ落ちる ベ『そうだよ…セレニティ(笑)お前が王国を滅ぼす きっかけだったんだ。きっと、あいつらは恨んでいるんだよ』 セレ『あっ…あぁ(泣)』 泣きじゃくるセレニティ ベ『でも私は、そんなセレニティも愛している(笑)わたしのものになれ』 セレニティを抱きしめるベリル セレ『うっ…(泣)』 悲しみで視界が滲むセレニティ そこに… ヴィ『わたしたちは恨んでなどいない』 『『『そうよ』』』 セレ『……皆(泣)』 泣きながら皆を見つめるセレニティ 視線に気づいた守護神たちはニコッと微笑んだ [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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