その日の夜 うさぎの部屋にて うさ『レイちゃん どうしたの？』 レイ『うさぎにお願いがあるの』 何と言い出そうか迷っていたら うさ『美奈子ちゃんのこと？』 うさぎは苦笑しながら呟いた レイ『……知ってたの？』 驚くレイ うさ『分かるよ…だって美奈子ちゃんは本当に私を愛してくれてるから。もちろん皆もね』 うさぎは優しく微笑む レイ『……美奈をお願いね。うさぎだけが救えるから(ぎゅっ)』 うさぎを抱きしめる うさ『……うん。レイちゃんも…ありがとうね(ぎゅっ)』 うさぎも抱きしめ返す レイ『……うさぎ（泣）』 レイ】ありがとう…その言葉だけで私たちは救われるの（泣） ‥ ‥ 数ヶ月後 結婚式当日にて 新婦の控え室にて がちゃ 美奈『ゴメ～ン遅れちゃった』 レイ『遅いわよ』 まこ『全く美奈子ちゃんは（笑）』 亜美『美奈子ちゃんらしいわねあたしたちは話し終わったから後は美奈子ちゃん ゆっくり話したら』 三人は部屋から出て言った 美奈『うさぎ結婚おめでとう幸せになりなさいよ』 おちゃらけて言う美奈子 うさ『うん幸せになるね』 幸せそうに微笑む うさぎ 美奈『………うん』 せつなそうに見つめていたら うさ『美奈子ちゃん ありがとうね。わたし…美奈子ちゃんが…皆が側にいて、たくさんの愛をもらってホントに幸せだよ』 美奈『うさぎ…』 うさ『美奈子ちゃんは前世から、わたしのことを１番に考えてくれた。自分の気持ちを隠したのは私が困ると思ったんでしょ？』 首を傾げ見つめる 美奈『………』 黙り込む美奈子に、うさぎはクスクス笑う うさ『困るわけないじゃない。私が困るのは美奈子ちゃんが苦しむ姿よ。』 美奈『うさぎ（泣）』 泣きながら、うさぎに抱き着く 美奈『うさぎ…大好きだよ（泣）』 さっきより強く抱きしめる美奈子 うさ『わたしも大好き（泣）美奈子ちゃん ありがとう(ぎゅうぅぅ)』 抱きしめ合う二人 ‥ ‥ 控え室の外にて まこ『よかった…（泣） 亜美『美奈子ちゃんも救われたわね（泣）』 レイ『うさぎは人を救う天才よ…（泣）』 三人はドアにもたれかかりながら泣いていた 結婚式で皆は、うさぎを幸せそうに見つめていました そして『これからも、この幸せを守ろう』と誓った [先頭ﾍﾟｰｼﾞを開く] [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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