30世紀にて これまで幾度とない戦いを繰り返してきたが戦いが終わることはなかった クリスタルパレス 広間にて セレ『………』 プラネタリウムを起動し、ぼんやり見ているセレニティ キィィケ ヴィ『何を思い悩んでるんですか?』 ヴィーナスが、そっと部屋に入りセレニティの隣に立つ セレ『……いつになったら戦いが終わるのかな…。』 小さく呟くセレニティ ヴィ『…………』 ヴィーナスは黙って聞いている セレ『あたしね昔から夢があったの…。戦いがない世界で皆と仲良く暮らしたい…って言う夢があるんだけど…叶う日がくるのかな…』 泣き出しそうなセレニティ セレ『繰り返される殺戮…長い苦しい戦い…。倒しても平和を取り戻しても……受けたダメージも払った代償も大きすぎる。分からないの(泣)なにが正しくて何の為に戦うのか(泣)昔は…迷っても苦しんでも…いつか終わる戦いのために戦って来たけど…いつまでも戦いは終わらない(泣)わたし…もう分からないわ(泣)』 両手で顔を覆い隠し泣くセレニティ ヴィ『一人にしないから…』 セレニティの手を、そっと取り自分の指と絡める セレ『ヴィーナス?(泣)』 泣きながらヴィーナスを仰ぎ見る ヴィ『貴女の痛みも悲しみも…私に分けて(ちゅっ)』 手の甲にキスをするヴィーナス ヴィ『あなたは闇に……銀河の中心に一人で行くつもりだろうけど…私は追いかけるわ。きっと貴女は…どんな闇に行こうが輝いてる。私は絶対に見つけだすわ宦x セレニティを真っすぐ見つめ微笑む セレ『……ヴィーナス(泣)』 ヴィーナスの肩にもたれ掛かる ヴィ『泣いていいから…貴女の悲しみや苦しみを私に別けて。貴女の傷痕を見せてーー…』 セレニティの涙を拭う セレ『わたし弱くて…傷痕だらけだけど…いいの?こんなに弱いわたしを受け止めてくれる?』 ヴィーナスの肩に額をくっつけ呟く ヴィ『えぇ。あなたの傷痕は私が治すわ…。わたしの絆創膏みたいな愛情だけど…いい?あなたの痛みを和らげるから(ちゅっ)』 セレニティの瞼にキスをする ヴィ『私は昔からセレニティを…うさぎちゃんだけを愛してるから。安心して寄り掛かっていいからね…(ぎゅっ)』 セレニティをー…うさぎを抱きしめる セレ『美奈子ちゃん…(泣)ありがとう…(泣)』 ヴィ『戦いが終わらなくても……ずっと一緒にいるから…心配しなくていいからね(なでなで)』 セレ『……うん(泣)』 しばらく抱き合う二人 ‥ ‥ ヴィ『泣き止みましたわね(なでなで)』 ヴィーナスがセレニティの頭を撫でると… セレ『うん///ねぇ…一緒にプラネタリウム見よう///』 怖ず怖ずしながらヴィーナスの服を引っ張る ヴィ『えぇ宦x ヴィーナスがセレニティの手を引きソファーに座らせるが… セレ『………ノ』 ふて腐れ立ち上がりカーペットに座るセレニティ ヴィ『セレニティ?』 不思議そうな顔をしセレニティの顔を覗き込む セレ『昔みたいに後ろから抱きしめてよ///』 真っ赤になりながら訴えるセレニティにヴィーナスはクシャと笑いながらカーペットに座り… ぎゅっ 後ろから抱きしめる ヴィ『これで満足ですか?普x クスクスと笑うヴィーナス セレ『うん宸ルら、あれが北極星でアレが〜〜』 ニコニコしながら天井に映る星を指差す ヴィ『うさぎちゃんも星に詳しくなったわね(笑)昔は全然言えなかったのに(なでなで)』 抱きしめながら頭を撫でるヴィーナス セレ『そういう美奈子ちゃんだって、そうじゃん宦x 後ろに体重を預けてくるので… バタン 倒れた二人 ヴィ『いたたヌもう危ないなォ』 ヴィーナス起き上がるが… セレ『そんなこと言わないで受け止めてよ(ぎゅうぅぅ)』 ヴィーナスに抱き着き甘えるセレニティ ヴィ『受け止めますよ…いつまでも甘えん坊なわたしのお姫様なんだから(ちゅっ)』 額にキスをするとセレニティは嬉しそうに笑った この笑顔を、いつまでも見るために私は頑張ると…ヴィーナスは誓った [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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