いつから彼女は壊れはじめたんだろうか… うさぎの部屋にて うさ『……………』 美奈『うさぎちゃん…』 ぼーっと月を眺める うさぎに声をかける うさ『ねぇ…』 美奈『なぁに？』 ルナが言っていた。 ギャラクシアの戦いが終わり衛さんは再びアメリカへ星野くんたちは故郷へ帰っていってから毎晩 月を眺めロクに寝てないらしい 寝ても、うなされているらしいのだ うさ『あたしって…誰なのかな？（泣）』 泣きながら美奈子に問う 美奈『……えっ？』 うさ『月野うさぎ…セーラームーン…プリンセス・セレニティ…ネオ・クイーン・セレニティ…メシア…どれも、あたしだけど…あたしは月野うさぎよ…（泣）』 泣き崩れる うさぎちゃん 美奈『うさぎちゃん…』 抱きしめようと近づいたら うさ『美奈子ちゃんは、なんで…命をかけてまで守ろうとするの…』 美奈『前も言ったじゃない…うさぎちゃんは、あたしの大事な人だからよ』 うさ『それは使命だから…？（泣）』 美奈『プリンセスだからじゃなく、うさぎちゃん自身が大事で大好きだからよ…(ぎゅっ)』 ガラスに触れるよう優しく抱く うさ『……わかんないよ（泣）じゃあ美奈子ちゃんは使命や前世の記憶がなくても私を見つけてくれた？（泣）』 泣き叫ぶ うさぎ 美奈『うさぎちゃん』 うさ『月野うさぎとしてだけで皆に出会いたかった…（泣）どんなに側にいてくれても…みんなが遠い…（泣）』 美奈『………うさぎちゃん』 うさ『わたしが持つ銀水晶のせいで戦いが終わらない…。それが永遠と続く。もう……ヤダよ…（泣）皆には普通の女の子で居てほしいのに離れてほしくない…。』 美奈『側にいるから…泣かないで…(ぎゅっ)』 うさ『……私いつから月野うさぎでいることできなくなるのかな？（泣）』 美奈『大丈夫…うさぎちゃんは、うさぎちゃんだから……(ぎゅっ)』 うさ『……うん（泣）』 ‥ ‥ 泣きつかれた うさぎは美奈子の腕の中で眠っている 美奈】もっと…優しく うさぎちゃんへ私たちの想いが伝わればいいのに…使命と言う言葉が貴女を傷つけていたなんて… うさぎちゃんを抱きしめながら泣く美奈子だった… [先頭ﾍﾟｰｼﾞを開く] [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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