美奈子ちゃんは狡い… うさぎの部屋にて 美奈『うさぎちゃん…お願いだから無茶しないで』 あたしの頬を撫でる美奈子ちゃん うさ『やだ。あたしは戦う…』 これは譲れない。絶対に譲れない 美奈『なんで分かってくれないの（泣）私たちは…私は貴方を護るために生まれてきたのよ…。なのに貴方は、いつも無茶をして……銀水晶のパワーを解放してまで戦う…（泣）それを、どんな気持ちで見てるか分かる？（泣）』 うさぎの頬に手を当てながら見つめる うさ『…………』 私は黙って美奈子ちゃんを見つめる 美奈『お願いだから私に貴方を護らせてよ…（泣）』 弱々しく怪我をした私の身体を抱きしめる美奈子ちゃん うさ】美奈子ちゃんだって私のこと言えないんだよ…わたし知ってるんだから…。メタリアとの戦いのときヴィーナスは…美奈子ちゃんは変身ペンを投げ出してまで私を助けてくれたのをーー。変身ペンを投げ出すのは命を投げ出すのと同じ…私が銀水晶のパワーを解放するのと同じ…。美奈子ちゃんは……わたしを護るために昔から無茶をするんだ… 美奈『お願いよぉ…（泣）無茶しないで…私を取り残さないでよ…』 泣きながら私を抱きしめる美奈子ちゃん 少しきつく抱きしめられ傷が痛む うさ『……美奈子ちゃん狡いよ…(自分が取り残されるの嫌だからって、いつも私を守っていなくなる美奈子ちゃん…)』 小さく呟く私の声が届くはずなく… 美奈『えっ？』 聞き返す美奈子ちゃん うさ『……いつも私を置いて消えちゃうくせに（泣）』 消え入りそうな声で呟く うさぎ 美奈『うさぎちゃん？』 ほら…美奈子ちゃんは分かってない… どんなに側にいてくれても美奈子ちゃんは遠い ううん…わたしたちは似過ぎているから遠いんだ… [先頭ﾍﾟｰｼﾞを開く] [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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