夜天くんを見ていると彼を思い出す 同じ銀色の髪をしていた…A(エース)のことをーー あたしがセーラーヴィーナスとして覚醒する きっかけをくれたエース 敵でありながらエースの言葉は、いつだって正しかった… 『君は、いつだって本気じゃない。ーー恋より大切なものを、いつも選んできたくせに』 うさぎちゃんに出会うまで恋に命を懸けたことがなかった… いつでも中途半端で、いつでもホンキでなかった… ‥ ‥ 『ーーあの時思った。運命の歯車が一つ違えば俺達が恋に落ちたかもしれないと。だけど運命は一つだけ…』 ーーそう。運命は一つだけ。エースを好きだなって思ったけど、貴方は私の本命じゃない。あたしが護るべき人は貴方でない。私が愛せるのは…あの子だけ。それが私の運命… ‥ ‥ 『最後の恋占いをしてやるよ。ーーー君の恋は永遠に叶うことはない。どうした?もっと嬉しそうな顔をしろよ。恋か使命かーーこの究極な選択に、もう頭を悩ます必要なく生きていけるんだぜ…戦い続けろって運命なのさ』 ……分かっている。私は、たった一人の大切な お方を護るために生まれてきた戦士だもの。 あの子を愛し護るために私がいるの。 恋でなく愛だもの…。 ねぇ…エース。 わたし貴方に感謝するわ。貴方のおかげで誰よりも早く記憶を取り戻せたんだもの。 うさぎちゃんをーープリンセスを探し出せたの。 ありがとうエース… ‥ ‥ そんなことを想いながら夜天を見ていたら目が合った美奈子 夜天『僕の顔に何かついてる?』 不機嫌そうに睨む夜天 美奈『ある人を思い出してたの宦x ニッコリ微笑みながら流れ落ちる髪を耳にかける 夜天『ふーん…まぁ、どうせ、あの子関係なんでしょ』 興味なさそうな声で言う 美奈『あらら(笑)よく分かるね煤x おちゃらけて言う美奈子に… 夜天『君の言動は全て、あの子を中心に動いてるからね(笑)』 クスクス笑う夜天 美奈『それでこそセーラー戦士でしょ宦x 美奈子もクスクス笑う 美奈『心に決めた たった一人の人だから(笑)というか何千年も片想いよ(苦笑)星野くんが銀河一身分違いな片想いとか言ってるけど私の方が切ないってホントヌ』 困ったように笑う美奈子 夜天『モテる お姫様を持つと大変だね(笑)』 意地悪そうに微笑むと 美奈『愛と美の女神である私の心を一瞬で盗む お姫様だからねヌというか夜天くんも好きなくせに(笑)』 美奈子ちゃんも意地悪そうに微笑む うさ「美奈子ちゃ〜んマ』 美奈『お姫様から呼ばれたから行かなきゃ宦x ニッコリ微笑み、うさぎの元に走る美奈子 その後ろ姿を見ながら夜天は… 夜天『さすが守護神リーダー…侮れないなヌばれない自信あったのになぁ(苦笑)』 髪をかきあげながら苦笑する夜天くんだった 夜天『まぁ…ライバルとしては、張り合いがあっていいかもね宦x 空を見上げながら、楽しそうに呟く夜天くんだった [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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