セーラームーンC

リク小説 エリちび

30世紀にて


スモール・レディが400歳の時(地球で言うと四歳)


『パパ〜ママ〜(泣)』


目が覚めると知らない森にいたスモール・レディ
訳が分からなく泣いているようだ


がさっ


『君は…』


音がする方を見ると…


『お兄ちゃん…だぁれ?』


銀髪で色白の男の子がいた

『僕は………エリオス。』

『エリオスお兄ちゃん。あたし迷子になったの(泣)』


泣きながらエリオスに抱き着く


『大丈夫…。ここは夢の森。君がパパとママに逢いたいと強く願うなら夢から覚めるよ』


寂しそうに呟くエリオス


『夢の森?』


キョトンとしている小さな お姫様


『うん。君は一人じゃない。だから思い出してごらん』


エリオス空に向かって指を指すと…


スモール・レディが生まれてからの数々の思い出が映ってた
そこにはクイーンとキングも写っていて幸せそうに微笑んでいた


『ほら。君は、こんなに愛されてる。』


『ーーーうん(泣)』


エリオスの手を握る


『ほら、暖かい光が見えるよ。ここを、真っすぐ歩けば帰れるよ』


背中を優しく押す


『ありがとう。バイバイ』

泣き止んだあと真っすぐ駆け出すのをエリオスは、ずっと見つめていた


『………きっと夢から覚めたら僕を忘れちゃってるんだろうな…』


何度も自分が住んでいる夢の森に来る色んな人が来るが…夢から覚めたら誰も彼を覚えてないのだった
それは寂しいことだが人々を悪夢から守るのが彼の仕事だ






『スモール レディ』


『んっ…(ごしごし)ママ?パパ?』


目を覚ますと心配そうに自分を見つめる両親がいた


『ずっと、うなされてたから心配したよ(なでなで)』

『何か怖い夢みたの?』


『うーん…覚えてないやヌ』

『もう(笑)』


『あっゥでも、優しい男の子が夢に出てきたの寢轤ヘ覚えてないけど…なんか優しい気持ちになれたんだ』

『そっか(笑)よかったな(なでなで)』


『うんマ』


小さな小さな女の子は、まだ これが初恋なんて…まさか運命の人だとは気づかなかった
あれから数百年後 運命の歯車は動きだし二人は再び巡り会うーー

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