タッタッ ガラッ 扉の向こうは大きな広間のようだ 月『ヴィーナス…（泣）』 金『セーラームーン』 広間の真ん中にヴィーナスがいた セーラームーンが泣きながらヴィーナスに抱き着く 月『離れちゃダメって……言ってるじゃない（泣）』 泣きながらヴィーナスの胸に顔を埋める 金『ごめんなさい(ぎゅっ)側にいるから』 ヴィーナス抱きしめ背中を撫でる 『『『ヴィーナス』』』 仲間たちも駆けつけてきた そのあと タキシード仮面とちびうさも駆け付けセーラームーンの側に行こうとしたら ビュッ 金『………それ以上来ないで』 タキシード仮面とちびうさに攻撃をするヴィーナス 月『ヴィーナスなんで二人を攻撃するの』 ヴィーナスの腕の中にいるセーラームーンが暴れる 金『私から貴方を奪った あいつらなんていなくなればいいのよ…』 冷たい瞳で微笑む 月『あなたホントにヴィーナス？』 金『えぇ。(ぎゅっ)』 ニッコリ微笑み抱きしめる 火『ヴィーナス』 木『様子が変だ…』 水『待ってヴィーナスのティアラがないわ』 『『なにっ？』』 ヴィーナスの額には逆さの真っ黒な三日月があった 金『私は…暗黒の戦士…ブラック・ヴィーナスよ（笑）』 セーラームーンを抱きしめながらクスクス笑う 『『『なっ』』』 驚きを隠せない三人 月『……美奈子ちゃん？』 動揺を隠せないセーラームーン 金『私はね…貴方がいれば何にもいらないわ。世界が闇に包まれようが関係ないの』 月『美奈子ちゃんは、そんなこと言わない（泣）美奈子ちゃんは平和を願ってる優しい子だもん。ねぇ、お願い優しい美奈子ちゃんに戻って』 泣きながら見つめる 金『貴方のためだけに私ずっと一人で戦ってきたの知ってた？』 月『えっ？』 金『貴方が覚醒する一年前から、わたし…一人で戦ってきたの。逢いたくて何度も遠くから見てたわ』 セーラームーンの頬を撫でる 月『美奈子ちゃん…』 金『やっと貴方が覚醒し、前世を思い出してくれたとき嬉しかった…でも、また貴方は、あの男に恋をした…』 タキシード仮面を睨みつける 金『そして今度は、未来から貴方の子供まで来た…。側にいるのに孤独が増したわ…ねぇ私を救ってよ（泣）貴方だけいれば私何にもいらないのよ…(ぎゅうぅぅ)』 月『美奈子ちゃん…』 泣きながら見つめる 月『お願い…側にいるから…タキシード仮面様を……ちびうさを攻撃しないで…』 小さく呟く 金『やっぱり私より、その二人が大事なのね…』 ヴィーナスが悲しそうに微笑む 月『違うよ大好きな美奈子ちゃんに、これ以上自分を傷つけて欲しくないの（泣）』 泣きながら見つめる 金『……えっ？』 自分の腕の中にいる少女を見つめる 月『お願いだよぉ…美奈子ちゃんの幸せが私なら…私ずっと側にいるから（泣）だから私の幸せも叶えてよ…』 弱々しくヴィーナスの服を握る 金『………』 ヴィーナスは、セーラームーンの言葉を待った 月『わたし皆がいれば幸せだよ…（泣）美奈子ちゃんと…また一緒ゲームしたり、おしゃべりしたり…そんな普通の生活だけで幸せなの…』 泣き泣き呟くセーラームーン 金『う…さぎちゃん…』 額の黒い三日月が消えティアラが… 金】ふらっ ヴィーナス倒れそうになるのをセーラームーンが慌てて支える 月『美奈子ちゃん（泣）』 ヴィーナスの身体を揺さぶる 金『うさぎちゃん…ごめんね（泣）』 泣きながらセーラームーンの涙を拭う 月『ううん（泣）私こそ美奈子ちゃんの悩み気づいてあげれなくてゴメンなさい(ぎゅうぅぅ)』 金『………うさぎちゃん（泣）』 泣きながら抱きしめ合う二人 ヴィーナスは操られた疲れもあったのか気を失い倒れた [先頭ﾍﾟｰｼﾞを開く] [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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