セーラームーンC

転生 内部→セレニティ

19世紀ロンドン


『『あっ』』


バッタリ会ったのは前世の仲間だった


『ヴィーナス…』


『久しぶりねマーズ』






自宅にて


『まさか貴方に会えるなんて思わなかったわ』


優雅に紅茶を飲みながら微笑む


『ヴィーナス…貴方これから、どうするつもり?』


美奈『何が?あと今は私の名前は美奈子よ。レイちゃん宦x


ニッコリ微笑むが冷めた笑顔だとレイは思う


レイ『美奈子ちゃん…』


心配そうに見つめると


美奈『セレニティは、この世界…いいえ、この時代には生まれてないわ。だったら私が生きる意味ないわ』

目を閉じる美奈子


レイ『………だからと言って死ぬつもり?』


レイが睨みつける


美奈『わたし…早く あの子に逢いたいの。逢って、また抱きしめて、あの子の笑顔や幸せを護りたいのよ…それが私の生きる希望なの。あの子がいない世界は必要ないわ』


ニッコリ微笑み立ち上がりベッドに向かう
クッションの下からピストルを取り出す


美奈『私が死んだら白い薔薇を、お墓に添えてちょうだい…リーダー命令よ』

頭の横に拳銃を向ける


レイ『美奈子ちゃんォ』


慌てて止めに行くが…


バンッェ


拳銃の音が部屋に響き渡る





レイ『………無責任なリーダーだわ…』


黒い服を着たレイが白い薔薇を持って、お墓の前に立っていた


まこ『セレニティに逢いたいのは分かるけど…何も自ら命を絶つことないじゃないか』


拳を握りしめ悔しそうな まこと


亜美『美奈子ちゃんと再開した時……様子が変だったのに私…ヴィーナスなら美奈子ちゃんなら大丈夫だと決め込んで…。そんな訳無いのにね。ヴィーナスは……セレニティを愛してたんだもの。逢いたくて気が狂うのに決まってるわよね…医師として…いいえ仲間として私…失格だわ』


悲しそうに、白い薔薇を置く


まこ『次生まれ変わったら……会えるといいよな』


切なそうに、まことも白い薔薇を置き空を見上げる


『『そうね…』』


レイと亜美も切なそうに空を見上げるのだった…


あと何回生まれ変わったら…セレニティに出会えるのだろうと三人は思ったのだった




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