セーラームーンB

お姫様 アル→美奈うさ

ある日のこと


まこ『美奈子ちゃんって、お嬢様っぽいよな普x


亜美『さすが前世でプリンセスの影武者しただけあるわよね宦x


二人が言うと


美奈『やだ(笑)そんな気品溢れるからって宦x


大声で笑う美奈子ちゃん


レイ『……黙ってればねヌ』


亜美・まこ『う、うんャ』

レイ『まぁ本物のお姫様がコレだし(;¬_¬)』


うさぎを見る


うさ『どういう意味よノ』

いつものように騒ぎまくる勉強会






帰り道


うさ『最近暗くなるの早くなったよね〜(* ̄▽ ̄)』


美奈『そうね宦x


二人で帰ってたら…


美奈『ねぇ…うさぎちゃん…』


うさ『んっ?』


美奈『もし私がプリンセスで貴方が守護神だったら…』


小さく呟く美奈子


うさ『えっ?なに?聞こえないよォ』


美奈『ううんォ何でもないよ宸、さぎちゃん、またね抱』


うさ『ありゃ(* ̄▽ ̄)もう家の前だォうん宸ワた明日ね(≧∇≦)〃』


うさぎちゃんが家に入るまで見送ったあと歩き出す






美奈『アルテミス…いるんでしょ?』


真っすぐ歩きながら呟く


アル『あぁ』


美奈子ちゃんの肩に飛び乗る


美奈『もし…私がプリンセスだったら……』


アル『美奈?』


美奈『うさぎちゃんは…私だけを愛してくれたかな?私が、うさぎちゃんだけを愛するように――…』


月を見上げ寂しそうに呟く

アル『美奈…』


アルテミスは何とも言えないような顔をしている


美奈『私には……あの子だけ。あの子だけしか愛せないけど……うさぎちゃんは違うのよね…。あの子は皆を愛してるもの。』


アル『………』


静かに美奈子を見つめる


美奈『あ〜ぁ…前までは影で、あの子を見守るだけでも幸せだったのに今は隣にいるだけでは物足りないだもの。』


アル『美奈…』


美奈『ホント…あの子には敵わないな…。というか…』


黙り込む美奈子


アル『美奈?』


心配そうに顔を覗き込む

美奈『もう会いたくなってきたわ///というか寝る前に、あの超絶可愛い天使の笑顔を見たら…身体の熱が上がるわよ///こちとら健全な女子中学生なのよ(泣)』


壁を叩く 美奈子


アル『み、美奈(泣)【たまにはシリアスに終わらないのかモ】』


アルテミスは毎日 美奈子ちゃんに振り回されています
その主を振り回す うさぎを、とことん凄いな…と思ったそうな…


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