未来にて セレニティがクイーンに即位して数日 クイーンは日に日に機嫌が悪くなり、きょうはクイーンと守護神だけで、即位したクイーンのためにパーティーを開いたのですが… クリスタルパレス セレ『…………』 『『『……………』』』 クイーンの何とも言えない無言のオーラに守護神黙っています 部屋から出ていこうとするセレニティに守護神が… 『『『クイーン』』』 慌てふためいたら… セレ『ヴィーナス私疲れたから部屋に戻るわ』 ヴィ『はい(苦笑)』 ヴィーナスは何故セレニティが怒っているのか分かっているので苦笑してます 『『『あっ』』』 みんなお見送りしようとしたら… セレ『来ないでヴィー行きましょう』 ヴィ『はいはい』 セレニティに拒絶され凹んでいる皆を残しセレニティを部屋まで送る 自室にて セレ『まったく…イヤになっちゃうわ貴方だけよ…私を名前で呼んでくれるのわ…』 ヴィーナスに抱き着く ヴィ『みんな貴方がクイーンになられて遠慮して名前で呼べないんですよ(なでなで)』 セレ『クイーンになろうが私は私なのに…。』 落ち込むセレニティ ヴィ『うさぎちゃんが昔みたいに皆を名前で呼んだら気づいてくれるかもよ』 さっきまでと違う 遠い昔に会った美奈子を思い出すような口調の彼女を見て… セレ『ぷっホント美奈子ちゃんには敵わないないつでも私が望んでいること分かるんだから（笑）』 クスクス笑いながらヴィーナスの胸にもたれ掛かる ヴィ『分かりすぎて辛いときもあるんだけどね…』 天井を見上げながら困ったように呟く セレ『美奈子ちゃん？なんで溜め息ついてるの？』 昔から変わらない 大きな蒼い瞳で見詰めてくる うさぎに… ヴィ『ん～…なんでもないわ』 ごまかすと… セレ『変な美奈子ちゃん（笑）さて、昔の皆に戻ってもらうように、お城から抜け出して追い掛けてもらおうよ美奈子ちゃん早く行きましょ』 美奈子ちゃんの手を握り窓を指差す ヴィ『あ、あの…そんなことしたら私がみんなに怒られまくるんだけど』 セレ『久しぶりに騒ぎまくろうね』 小さい子が冒険するかのようにワクワクしている様子を見て諦めたのか… ヴィ『はいはい分かりましたよ』 セレニティを抱っこし窓から飛び出す セレ『なんか駆け落ちみたいね』 セレニティの無邪気な言葉に… ヴィ『ホント駆け落ちしたいわよ（泣）』 後ろから追い掛けてくる仲間から必死に逃げ回るヴィーナスだった（笑） [先頭ﾍﾟｰｼﾞを開く] [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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