セーラームーンB

美奈子の想い 美奈うさ

ある日のこと


火川神社にて


うさ・美奈『『………』』


両者睨み合っている
普段仲が良い二人が険悪なモードを放っていて他の三人は驚いている


美奈『どうして私の指示を無視し敵に突っ込んだのよ。』


うさ『美奈子ちゃんだって、いつも突っ込んで行くじゃんゥそれに、あの時あたしが1番敵の近くにいたんだもん。攻撃するの当たり前じゃん』


うさぎも負けじと言う


美奈『……確かに、うさぎちゃんが攻撃したおかげで敵は倒れ私達は助かったわ。でもね、一瞬でも遅れてたら貴方は死んでいたわ。自分で状況判断も出来ない貴方は黙って私達の後ろにいて』


いつもと違う冷たい眼差しを向ける


うさ『美奈子ちゃんのバカ(泣)あたしだってセーラー戦士だもん』


大粒の涙を流しながら、うさぎは火川神社を飛び出して言った


まこ『美奈子ちゃん言い過ぎだよォ』


亜美『追い掛けましょう』

二人は、うさぎを追い飛び出していった


残ったのは美奈子とレイだけ


美奈『…………』


うさぎが飛び出していった方角を黙って見つめる美奈子


レイ『貴方が、うさぎに感情的に声を荒げるなんて珍しいわね』


美奈子に歩み寄る


美奈『あの子なんにも分かってないんだもの…。なんの為に私たちがいるのよ。命に代えても護るためよ(泣)もう……あの子に残されたくないの…』


ポツポツと涙が地面に落ちる


レイ『美奈子ちゃん…』


美奈『ホントは…あの子に戦ってほしくないの。誰よりも優しい あの子には戦いなんて似合わない…(泣)』


レイの肩に顔を埋める


レイ『……そうね(なでなで)』


美奈『分かってるの…あの子は心もパワーも、敵が現れるごとに強くなっているのをーー。いつまで私達あの子を護れるのかな…(泣)ベリルのとき……また私達は、あの子を最後まで護れなかった…。私達がいる意味あるのかな…(泣)』

レイ『………強気な貴方らしくないじゃない。あの子には私達が必要よ。ひとりぼっちが大嫌いで私達のことが大好きな あの子なんだから。』


おちゃらけて言うと…


美奈『レイちゃん…』


目を丸くし見つめる


レイ『それに、あの子も同じ気持ちなのよ。私達を護りたいのよ。もう二度と離れたくないんでしょうね。あの子 寂しがり屋だから宦x


美奈『うん…(泣)』


レイ『早く うさぎを探してきなさいよ宸の子 貴方がいないと不安で仕方ないんだから』


ドンッと背中を押すと…


美奈『えぇ』


美奈子は走り出す








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