おんぷが起きるまで待っていた。 これから、おんぷに別れを言うつもりだ。 きっと泣くだろう。怒るだろう。責めるだろ。 「んっ…どれみ君どうしたの?眉間にシワあるよ(笑)」 おんぷは目を擦りながら…モソモソと起き上がり、首に腕を絡めつけてきた。 「………おんぷ、よく聞いて」 俺は、そっと腕を離し、おんぷの目を見て、ゆっくり話した。 「おんぷ……別れよう」 そういった途端おんぷは泣き叫んで、俺に抱きついてきた。 「なんで。好きになるて言ったじゃない。愛してるて言ったじゃない。」 俺の胸をポカポカと叩きながら、おんぷは訴えてきた。 「……のんちゃんを守れなかったから、君を守りたいと思ったんだ。のんちゃんの代わりに守りたいって。でも…それじゃあ、おんぷに失礼だと思ったから。」 「ひどいよ…私には、どれみ君しかいないのよ。こんなにも…好きなのに。どうしたら…また一緒にいてくれる?好きになってくれるの?」 「俺は、のんちゃんのことをケジメつける。おんぷは、俺に頼らないように強くなれ。そして…それでも俺のことを好きなら…もう一度告白してくれないか。」 おんぷは、しがみついたまま離れなかった。 そして、ゆっくり頷いてくれた。 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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