おジャ魔女

けじめ【どれおん】

おんぷが起きるまで待っていた。
これから、おんぷに別れを言うつもりだ。
きっと泣くだろう。怒るだろう。責めるだろ。

「んっ…どれみ君どうしたの?眉間にシワあるよ(笑)」
おんぷは目を擦りながら…モソモソと起き上がり、首に腕を絡めつけてきた。

「………おんぷ、よく聞いて」

俺は、そっと腕を離し、おんぷの目を見て、ゆっくり話した。

「おんぷ……別れよう」

そういった途端おんぷは泣き叫んで、俺に抱きついてきた。

「なんで。好きになるて言ったじゃない。愛してるて言ったじゃない。」

俺の胸をポカポカと叩きながら、おんぷは訴えてきた。

「……のんちゃんを守れなかったから、君を守りたいと思ったんだ。のんちゃんの代わりに守りたいって。でも…それじゃあ、おんぷに失礼だと思ったから。」
「ひどいよ…私には、どれみ君しかいないのよ。こんなにも…好きなのに。どうしたら…また一緒にいてくれる?好きになってくれるの?」


「俺は、のんちゃんのことをケジメつける。おんぷは、俺に頼らないように強くなれ。そして…それでも俺のことを好きなら…もう一度告白してくれないか。」

おんぷは、しがみついたまま離れなかった。
そして、ゆっくり頷いてくれた。




[先頭ページを開く]
[指定ページを開く]


<<重要なお知らせ>>

@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
@peps!・Chip!!は、2024年5月末をもってサービスを終了させていただきます。
詳しくは
@peps!サービス終了のお知らせ
Chip!!サービス終了のお知らせ
をご確認ください。




w友達に教えるw
[ホムペ作成][新着記事]
[編集]

無料ホームページ作成は@peps!
無料ホムペ素材も超充実ァ