おジャ魔女

高校入学 【どれおん】

あの日から、どれみは おんぷと付き合い始めた。

付き合い始めてD年。
俺たちは高校生になった。
「どれみ君。帰ろ♪」
そういって腕に抱きついてきた。
おんぷは、ベッタリで、いつも離れなかった。

「今日は、TVの収録だろ。おばさん迎えに来てるんだから早く言ってあげな」
おんぷの頭をくしゃっと撫でて笑った。

おんぷは、これが お気に入りなのだ。

「もっと一緒にいたいのに(>_<)………ねぇ、キスしてよ」

おんぷは、たまにキスをねだってくる。
自分をホントに好きか確かめるように。

「うぇ こんなとこで出来るわけないじゃん」

そういったら泣きそうな顔をした おんぷ。

学校の、しかも廊下でできるはずがない。
でも、おんぷは、愛されてないと思い、また壊れる。
「………ちょっと来い」

おんぷを引っ張って、誰もこない教室にきた。

「………そんな心配そうな顔をすんな。大丈夫…おんぷを好きだよ」

そういって抱きしめ、キスをした。

おんぷは笑顔にもどり仕事に言った。

見送った後どれみは、木にもたれ掛かった。

「………おれ何やってんだろ…。」

小さな声で呟いた。




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