「どれみちゃんが魔女になるなら…なってもいいかな…わたし」 あの時、おんぷちゃんは確かにそう言った。 おんぷちゃんの気持ちは嬉しいけど、あたしは…。 「なあに?話って。」 あたしは、おんぷちゃんを呼び出した。 きっと、あたしは今から、おんぷちゃんを泣かすかもしれない。でも、言わないと前に進めないんだ。 「この前…言ったよね。『どれみちゃんが魔女になるなら…なってもいいかな…あたし』て」 「うん…言ったよ」 「……あの時やっと分かったんだ。おんぷちゃんの気持ち。あたしの事を…好きなんでしょ?」 「う、うん///」 知ってほしかった自分の気持ち。その反面気づかないで欲しかった、おんぷは複雑な気持ちだった。 長い…長い沈黙。どれみが口を開いた。 「あたしも、おんぷちゃんのこと…好きだよ」 好き…一番欲しかった言葉が聞こえた。でも、そんな苦痛な笑顔だったら次の言葉が想像ついちゃうよ…どれみちゃん…。 「でも……あたしの好きは友達としての好きなんだ。…おんぷちゃんを友達以上に見ることはできない。ひどいことを言うけど…もう諦めて他の人わ好きになって」 「……分かってたよ。どれみちゃんの気持ち。でも、お願い。どれみちゃんを好きなままでいさせて。好きと思うのは私の自由でしょう。お願い…わたしの気持ちを邪魔だと思わないで」おんぷは泣き叫ぶように言った。身体が震えている。どれみは、おんぷを抱き締めて、こう言った。 「邪魔なんて思ってないよ。あたしはホントに、おんぷちゃんの幸せを願っている。おんぷちゃんは……これから先いろんな人と出会う。きっと、おんぷちゃんを一番理解してくれて包み込んでくれる人が現れるよ。」 そんな優しい声で優しく抱き締められたら…ますます諦められないよ…どれみちゃん。 どれみちゃん…残酷だよ。 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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