おジャ魔女23

どれみ Sシリーズ わたしだけの星

五年生のとき。
どれみ君と付き合って始めてのクリスマス。
いつもなら、はっちゃけて、どれみ君にベッタリだと甘えると皆思ってましたが……


MAHO堂にて


お『………』


元気がない おんぷちゃん

ど『今年は帰って来れないのか?』


お『……うん。でもママが居てくれるから大丈夫』


そんなこと言いながら寂しそうな おんぷちゃん。


クリスマス当日


どれみ君に公園に呼び出された おんぷちゃん


ど『悪いな。』


お『ううん。何か用事でもあるの?』


ど『見せたいものあってさ寃Wャングルジムの上まで競争な(笑)』


お『う、うんォ』


どれみを追いかけ頂上に着くと…


お『うわぁ〜綺麗氈x


街が一望でき星が届きそうなくらいハッキリ見えた


お『綺麗だね宦x


どれみを見ると優しい目で自分を見ていた


お『な、なぁに?///』


ど『やっと笑ってくれたな宦x


お『えっ?』


ど『お父さんと会いたかったんだろ?』


お『……うん』


ど『会えないけどさ…きっと、おんぷの お父さんも同じ夜空をみて綺麗だなって思ってるぜ。それって凄い事だと思わないか?』


お『えっ?』


ど『だって、どんなに離れた人でも、同じこの夜空の下にいるんだぜ氈x


ニコニコしながら夜空を指差す どれみ


お『……うん(泣)』


涙が流れ止まらない おんぷ


ど『輝く星も、微かに光る星も皆のもの。こんなに綺麗な景色を皆で見てるんだ。誰ひとり…一人ぼっちじゃない(ぎゅっ)』


冷たくなった おんぷの手を握り温める どれみ


お『うん…うん…(泣)』

優しい どれみの温もりが…また おんぷを泣かす


ど『泣くなよ(苦笑)』


頭を撫でる どれみ君


お『うん(ぎゅっ)』


どれみにしがみつく おんぷ


ど】なでなで


おんぷは、どれみの温もりを感じながら、こう思った


『どれみ君は…わたしだけの希望の星なの』



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