ヴィーナス… 美奈】貴方は…誰?ヴィーナスって私…なの? ‥ ‥ 美奈子の部屋にて 美奈『んっ…また同じ夢だわ…』 美奈子ちゃん…ゆっくり起き上がる 最近同じ夢を何度も見るのだ その夢を見たあと必ず胸が締め付けられるように切なくなるのだった ‥ ‥ 苦しい想いを押し込んで、いつものように、うさぎを迎えに部屋に行くと うさぎの部屋にて がらっケ 美奈『うさぎ起きr』 美奈子ちゃん立ち止まる うさ『ヴィーナス…(泣)』 泣きながら眠っている うさぎ君が目に入ったからだ 美奈『ヴィーナス…うっ(ズキ)』 頭を殴られた衝撃を受ける 美奈子ちゃん うさ『んっ……美奈ォ』 うさぎ君目が覚めたようだうずくまる 美奈子ちゃんに駆け寄る 美奈『だ、大丈夫…ねぇヴィーナスって誰?前世って何なのよ?』 疑問に思ってきたことをぶつける うさ『そ、それは…』 口ごもる うさぎ君 うさ】キラッ 胸元から光り輝くペンダントが見える 美奈『……銀……水晶…(ズキッ)』 無意識に呟く美奈子 うさ『そう…銀水晶だよ。俺の前世はシルバーミレニアム第一継承者プリンス セレニティ。』 美奈『プリンス…セレニティ…』 うさ『そして美奈は…俺の守護者の一人セーラーヴィーナスだった…』 静かに語り出す うさぎ君 うさ『昔…遠い昔…僕たちは月…シルバーミレニアムに住んでいた。僕は王子、君は守護神だった。立場は違ったけど僕たちは愛し合ってた。僕は王子の立場を捨て君と一緒になるつもりだったのに……君は地球国の王子の側近クンツァイトと一緒になった。裏切られたと思ったよ…』 美奈『ち、違うォ私は…』 うさ『裏切られたと思った僕は…剣で自ら命をたった。』 美奈『違うの(泣)あれは(泣)』 うさ『死を待っていたらマーズたち…レイちゃんたちが駆け付けて言われたよ。僕を守るために離れたんだって…(泣)あのときの俺は何にも分かってなかったから。もし王位の継承を捨てたらシルバーミレニアムは滅び…力を失った僕が真っ先に敵に狙われたんだよね(泣)』 美奈『プリンス…私が、ちゃんと伝えなかったのが悪かったの(泣)お願い泣かないで…』 うさ『僕の心が弱かったから悪かったんだ。だから死に逝く中で銀水晶に願った…もし生まれ変わったら誰よりも強くて…誰よりも君の存在に近くに生まれ変わりたいって(泣)』 美奈『……うさぎ』 うさ『生まれ変わって記憶が戻らなくても、やっぱり好きで…記憶が戻ったら、それ以上に好きになってた。美奈にも思い出して欲しかった…』 美奈『思い出したよ……私の前世はプリンスセレニティをお護りするセーラーヴィーナスだと言うことも。貴方を愛してたのに一人逝かせてしまったことも(泣)ゴメンなさい(泣)』 うさ『いいんだ。もう……俺を一人にしないで(泣)俺やっぱり生まれ変わっても強くなれなかったみたい(ぎゅっ)』 美奈『傍にいるから…(ぎゅっ)』 うさ『一人は寂しいんだよ…(ぎゅっ)』 美奈『傍にいるわ…だから泣かないで』 うさぎ君が落ち着くまで抱きしめる美奈子ちゃん ようやく長い間 すれ違ってた溝を埋められて安心したのか… うさ】コテッ うさ『スーッ…スーッ…』 寝ちゃったようだ がらっケ まこ『緊張の糸が緩んだんだろヌよいしょっとォ』 うさぎ君をベッドに運ぶ まこちゃん レイ『長い間の想いがようやく叶ったわけだしね』 亜美『幸せそうに眠ってるわね』 レイちゃんたちも入ってきた 美奈『みんな…』 申し訳なさそうに見つめると… 『『『おかえり ヴィーナス宦x』』 ニッコリ微笑む皆を見て美奈は… 美奈『ただいま(泣)』 涙がこぼれる美奈だった [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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