マラソン大会まで、あと少し 美空小 ど『んっ？』 グランドを見ると、ぽっぷたちが騒いでいた ぽ『一年生だって練習してもいいじゃない』 『『『『『そうだそうだ』』』』』 『練習の邪魔なんだよ（笑）公園で練習しても充分だろ』 『それじゃあ追いかけっこだろ（笑）』 『『『『アッハハ（笑）』』』』』 六年の男子たちが、ぽっぷたちを追い出そうとしてるようだ タッタッ ど『なに人の妹をいじめてんだよ』 間に入ってきた どれみ ぽ『お兄ちゃん』 『あっ？誰だ…お前』 ど『五年一組春風どれみだ』 『俺知ってる。女子たちが五年にカッコイイやついるとか騒いでた。確か春風どれみって言ってたぜ』 『しかもチャイドルおんぷちゃんの彼氏』 『へー…生意気なやつなんだな。』 ど『俺のことは、どうでもいいだろ。ぽっぷたち一年生をいじめんな謝れ』 『じゃあ、お前が俺にマラソン大会で勝てたら謝ってやるよ。お前が負けたら、おんぷちゃんと別れろよ』 ど『なに』 『言っておくが俺 去年六年を差し置いて優勝したからな』 ど『やってやらぁ』 負けず嫌いなため、まんまと乗せられた どれみ君 次の日 早朝 春風家 玄関にて ぽ『お兄ちゃん？(ごしごし)』 ど『ぽっぷ絶対に謝らせてやるからな』 ダッダッ どれみ君 勢いよく外に飛び出して行きました 昼休みも放課後もマラソン大会の練習で走り回ってます。あの、おんぷちゃんに甘えられても振り向きもせず練習に明け暮れてます… そして大会当日 『逃げずに来たか（笑）』 ど『当たり前だろ。勝って、あんたに謝らせるんだ。それに負けたら、おんぷと別れさせられちまうからな』 そしてピストルがなり… ‥ ‥ ‥ ど『ハァ‥ハァ‥(くそなかなか追い越せね)』 ゴールまで後少し… ぽ『お兄ちゃん頑張れ』 お『どれみ君ファイト』 二人の姿を見るなりスピードが上がり… タッタッ タッタッ 六年の男子をぎりぎり抜き、一位でゴール ど『ハァ…ハァ…しんど』 地べたに腰を下ろす どれみ 『ハァ…ハァ…負けた』 ど『や、約束通り謝ってもらうからな』 『あぁ。約束は守るよ』 そして表彰式でメダルと賞状を受け取った どれみ 関『お前よく頑張ったな。長距離苦手なのに』 ど『まぁね///(そういやメダルもらうの初めてだ)へっへ』 ニコニコしながらメダルを見る どれみ お『////(か、カッコイイのに可愛く見えるわ)』 おんぷちゃんは今日も、脇目を振らず、どれみ君一筋です [先頭ﾍﾟｰｼﾞを開く] [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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