MAHO堂にて あ『ハァ〜』 あ『あいちゃん、どうしたの?溜息ついて』 あ『いや国語の宿題してるんやけどな…漢字の意味調べが苦手やねん』 お『あいちゃんはチマチマとする作業嫌いだもんね煤x あ『つか、これ何て読むん?』 お『どれどれ(._.)あぁ葛藤【かっとう】て読むのよ寢挙。かぁ…意味を教えてあげるね。』 おんぷ授業講座【紙芝居で教えています】 春風邸にて リビング ど『きょうはね〜お母さん、お父さん、おんぷちゃん、ぽっぷに日ごろの感謝の気持ちを伝えるために料理をご馳走するのだ(^_-)-☆』 ぽ『お母さんたちにはわかるけど、なんで私にまでネ』 ど『ぽっぷは、ボクの妹に生まれてきて、ありがとうの気持ちを伝えたいからなのだ(v^-゚) ぽ『あ、ありがとう///』 ど『というわけで、ハイなのだ』 け・は・ぽ・お『煤i ̄◇ ̄)エェッ【ピーマンの肉詰めだけ!?サラダとかないのォ】』 一人一皿でピーマンの肉詰めの山です ど『お母さんに、バランスよく作るようにと習ったのでピーマンの色は緑のほかに赤と黄色も使い、色のバランスはバッチリっすO(≧▽≦)O』 いえ、はるかさんは、肉と野菜のバランスのことをいったと思うっすモ は『ど、どれみォあのねネ』 ど『ボク色のバランスをがんばって考えてピーマンの肉詰めにしたんだもんね寃Jラフルにしたから、おいしく食べられるよヾ(≧∇≦)〃』 キラキラ笑顔で、みんなに自慢する け『せっ、せっかくだから食べるかネ【お前は素直ないい子だ…お父さんは、そんな、お前が大好きだからな(T-T)】』 は『えぇォ【こういう時って…どう対処したらいいのかしら?どれみって予想範囲外のことばかりするから育児書みても参考になったためしないのよね(T-T)】』 ぽ『お、おいしそうだねヌ【お兄ちゃんって少し考えるとこズレてるんだよね…でも妹が指摘していいのかなォダメだろうな〜わたしが上だったら悲しくなるもん(T-T)】』 みなさん心の中で泣いています。 一方おんぷちゃんは… お『……っォォォォ【ピーマンは大嫌いモけど、これを作ったのは私が最も愛する どれみ君狽ナも、ピーマンは嫌いだしハでもでも、食べなかったら、どれみ君は悲しむわ(T-T)】』 額には脂汗が…心では涙が溢れ出ている… ど『おんぷちゃん早く食べてヾ(≧∇≦)〃ケッチャップかけると美味しいよ氈x ケッチャップを勝手にかける どれみ君 お『ありがとうヌ【どうしようォ目の前には嫌いなピーマン…そして私の大好きな どれみ君の笑顔ォきっと私がピーマンの肉詰めをおいしく食べたら、更に愛らしい笑顔が待ってるんだわ伯ゥたい伯ゥたいけど…ピーマンは嫌い】』 ど『おんぷちゃん早く食べて漱漱氈x キラキラ笑顔攻撃 お『うっォパクっ(T-T)』 回送終了 お『つまり葛藤と言うのはね、心の中で相反する欲求や感情が絡み合い、そのいずれを取るか思い悩むことを葛藤といいます』 あ『わ、分かりやすい解説をありがとうヌ【もの凄い葛藤したのが、よう分かるな(T-T)】』 お『ピーマンは今でも苦手…でも、どれみ君の笑顔は、わたしのオアシス狽たしは、どれみ君の笑顔を見るためなら葛藤しながら、ピーマンを食べ続けるでしょう(* ̄‐ ̄) おんぷちゃんは遠い目をしながら呟いていた。 あたしは、そんな…おんぷちゃんが不憫だと正直思ってしまった。 不憫…可哀相なこと、憐れむべきこと。 しかし、1番不憫なのは、この先も、この二人…いや、おんぷちゃんに引っ掻き回されるのは親友のあたしやはづきちゃん、ももちゃんなんだと後々分かったのだった…… [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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