セーラームーン

美奈→うさ←衛

今日は部活がないので、うさぎたちが来るまでブラブラ歩いてた美奈子


美・衛『『あっ』』


衛と偶然会い…


美『やだゥ偶然ね〜これは何かの縁だからパーラーで何か奢ってください煤x


衛『…相変わらずだなヌ』

パーラーにて


ケーキとジュースを、美味しそうに食べる美奈子


衛『そうしてると…ホントうさと似てるね』


美『あら宸サんな風に口説いても靡かないわよ(笑)』


いつもの調子で笑い返したら…


衛『だろうね。俺は君に嫌われてるから』


美奈子の目を真っすぐ見て微笑む


美『……なーんだ。気づいてたんだ(笑)』


美奈子も静かに微笑む


衛『俺は昔から君に嫌われてたからね。セレニティを君達から奪ってしまったから』


美『ホントよ(笑)』


笑いながら冷たい目を向ける


衛『君は一体…どこまでが指命で、どこからが愛なの?』


コーヒーを啜りながら美奈子に聞く


美『そんなに私が、うさぎちゃんと同じ高校になったことが羨ましいの?(笑)』


衛『羨ましいよ。……いや話が逸れたね。美奈は芝高の方が家が近いし、友達もたくさんいたのに、どうして、わざわざ十番高選んだ?』


美『いつも隣にいた方が貴方のプリンセスを守れるじゃない宦x


衛『違うだろ…君は指命を理由に、うさの側にいたいだけだ』


美『……ホント嫌な人ね。』


衛『自覚してるよ』


美『どんなに側にいても心が側に居られないんじゃ…意味がないわ。だから彼女を奪った貴方が嫌いよ』


悲しそうな寂しそうな表情の美奈


衛『俺は…いつか君に殺されそうだね』


衛が苦笑すると…


美奈『殺さないわよ』


しばらくの沈黙…


美奈『だって貴方が死んだら…彼女も死んでしまうもの。彼女が居ない世界なんて生きてる意味ないもの…』


衛『……だから俺を殺さないのか』


美奈『えぇ…悔しいけど。貴方は彼女の生きる希望だから…』


衛『……』


美奈『……ホント羨ましいわよ。』


静かに泣きそうな笑ってるような美奈を見て衛は…なぜが泣きたくなった…


引くことも進むこともできない恋…
彼女は、昔から…これからも叶わぬ恋をし続けるのだろう…


そう思うと…衛は心が傷んだ…

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