パラレル設定。 転生した内の1つの話。 レイちゃん16歳。 うさぎ君16歳。二人は幼馴染み。 素直になれない2人です。 ************わたし火野レイ。TA女学院に通っている。 女の子しかいないから気持ちが楽。 男なんて…だらしなくて、へらへらして大嫌い。 「レイちゃん。いま帰りなの?」 ……あたしの幼馴染みのうさぎも例外じゃない。 いつも女の子が周りにいて、へらへらと笑ってる。 「……えぇ。」 わたしは冷たく返事をし、そのまま歩き出した。 「なにあれー。感じ悪い」 「あれが幼馴染みに対する態度なの?」 「つめたい」 後ろから声が聞こえてくる。関係ないでしょ。 家に着いた私は弓道の練習をする。 精神を統一させるにはいいからだ。 うさぎが誰といようが関係ない。誰を好きになるだろうと関係ない。 「よっ!!また弓道かよ。」 またヘラヘラした笑顔で、うさぎがきた。 「…………関係ないでしょ。うさぎには。………さっきまでいた女の子たちと遊んでなさいよ」 うさぎには冷たい態度をとってしまう。彼は慣れたような困った顔で笑っていた。 「妬いてんのかよ(笑)」 冗談をいった、うさぎに余計腹がたった。 「だあれが妬くもんですか」わたしは、うさぎを無視するように弓道に集中した。「ほんと…レイちゃんは怒ってばっかだな」 あんたが怒らせてのよ。 「……ほい。これやるよ。」 「えっ?」 小さな箱を渡された。 中を見ると…ルビーのピアスだった。 「この前、大会で優勝したから……。おめでとうレイちゃん」 「あ、ありがとう///」 どうしよう。嬉しいよ。 「……レイちゃんは笑うと可愛いよ。」 そう言って走り出した、うさぎ。 笑うと可愛いよ……私を笑わせたいなら他の女の子と一緒にいないでよね。 ずっと…傍にいてくれるなら…わたしは笑顔で貴方の傍にいられるわ。 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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