おジャ魔女F

どれみ Sシリーズ 憧れ

秋のスポーツ大会。

この日はクラス関係なく自分の好きな種目を選びスポーツを楽しむのだ。

おんぷも楽しみにしていた。
なぜなら

お「どれみ君♪どれみ君♪ねぇシュートのコツを教えて!!」ニコニコ

ど「まずリングを真っ直ぐよく見てだな。あとは、フォームは、こんな風に」

どれみが、おんぷの後ろから手を添えながら教える


どれみの種目を真似し同じチームになった おんぷ。
スポーツ大会までの@か月はAクラス合同で体育を行う。
どれみと一緒にいられるので嬉しいのだ。

それを羨ましそうに見ていた 中田君。

こ「ハァ(せっかく おんぷちゃんと一緒になれたのに…春風君も一緒かぁ)」

落ち込みながら隅で練習する こうじ。

そして練習試合が始まり…

ダムダム

ど「よっと!!」

シュッ スパッ

どれみは簡単にシュートを決めると

お「どれみ君すごーい♪」

ニコニコしながら、黄色い声援を送る

こうじも頑張ってるのだが…全然シュートが決まらず試合が終わった

学校が終わり、どれみはMAHO堂に向かおう途中 公園の前を通ったら

ダムダム

ど「んっ…あれって?」

近づいてみると

シュッ ガッ

こ「なんでリングに当たっちゃうんだよ…ぶつぶつ」

ど「中田 1人で練習してんのか?」


こ「うわっ!?は、春風君?びっくりするじゃないか」

ど「えっ?わ、わりぃ。ほら、ボール」

ボールを投げ渡す

こ「あ、ありがとう。」

ダムダム シュッ ガッ

こ「あ〜なんで入らないんだ!!」

コロコロと、どれみのまえにボールが転がる


ど「なぁ…リングの大きさって、どんくらいだか知ってるか?」

指先でボールを回しながら、どれみは問う

こ「えっ…ボールと同じくらいじゃないんですか?」

少し戸惑いながら答える

どれみはクスッと笑って

ど「ハズレ。ホントはボールの二倍くらい大きいんだよ。」

シュッ スパッ


こ「そうなんだ…でも僕は…春風君みたいには出来ないよ」

目線を外し、下を向く

ど「中田はさぁ、フォームもきれいだし、リングもちゃんと見てるから…あとは[入る]て言う自分を信じるハートだぜ♪」

トンっと、こうじの胸を叩きウインクをする どれみ

こ「自分を信じるハート…う、うん」

シュッ コロコロとボールがリングの上を回り…

スパッ…

こ「は、入った!!」

こうじが振り向くと

ど「やったなぁ♪じゃあ俺 用事あっから行くな」

タッタッ

走り去る どれみに

こ「ありがとう…(おんぷちゃんが好きになるの…分かるな…普段はツッパてんのに…ハァやっぱり敵わないよ(苦笑))」

小さな声で呟いた。
そして、どこか穏やかな表情をしながら、どれみの後ろ姿を見送った

次の日

体育の時間

再び練習試合を…

ど「中田!!」

どれみは近くにいた こうじにパスをする

こ「う、うん」

シュッ コロコロ…

スパッ

こ「や、やった…」

お「中田君すごーい♪」

おんぷが拍手をする

こ「おんぷちゃん///」

こうじが頬を赤らめる

ど「やったな」

バンッと背中を叩く

こ「イテテ!?」

背中を手で撫でながら、前を走る どれみに


こ「(やっぱ敵わないですね…(苦笑))」

苦笑いをしながら、どれみの背中を追いかけた。


春風君は、おんぷちゃんのファンや、おんぷちゃんを好きな人から見たらライバルと思えたり、羨ましい存在だけど…男の僕でも…春風君は憧れに近い存在である。

ううん…おんぷちゃんと同じくらい憧れの人になった。

でも本人には言いたくないですけどね。 BY こうじ

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