使命とか関係なく あの子が好きだと魂が叫ぶ アル『・・・もう、そんな辛い恋なら手放せよ』 パートナーであるアルテミスが怒ったように言う 美奈『・・・ムリよ』 アル『君には幸せになって欲しいんだ。せっかく生まれ変わったのに・・・どうして叶わぬ恋を』 美奈『星の数ほどたくさんの人がいるけど・・月が一つしかないように私が心に決めた人も、あの子しかいないの。誰も、あの子の代わりにはなれないわ』 辛そうに笑いながら言う君に僕は何て言えばいいか分からなかった ・・ ・・ 数日後 部屋にて うさ『美奈子ちゃんの家に遊びに来るの久しぶりだね♪』 美奈『そうね(笑)あら？髪ほどけそうよ。治してあげるわね。』 ・・ ・・ 髪をとかし手慣れたように、お団子頭にセットする うさ『へっへ♪そういえば会って間もない頃今みたいに美奈子ちゃんとかしてくれたよね』 美奈『そうね♪前世のときもセレニティの髪結ってあげてたのよ』 うさ『そうなんだ』 何気ない一言が心をズタズタにさせる 美奈『・・・そうよね。思い出してるのは彼との思い出だけよね。』 低い声で呟く うさ『・・・』 美奈『私は貴女との思い出全部思い出したのに・・・』 うさ『美奈子ちゃん・・・』 美奈『思い出してみる？私の記憶を貴女に送り込むこと出来るわよ。貴女が私の前で彼を追ってｒ・・・ゴメン。バカなこと言ったわ。今の忘れてね♪ほら結ってあげるから前向いてよ(*^^*)』 いつものように優しく微笑む うさ『思い出させて。』 美奈『えっ・・・』 うさ『あたし受け止めるから、どんな辛いことも』 美奈『ーーーセレニティ』 うさ『辛いこともあったと思うけど、きっと楽しかった思い出の方があると思うんだ。美奈子ちゃんと出会って、たくさん思い出出来たよね？前世思い出したら思い出が二倍増えるんだよ！！素敵なことだと思うんだ♪ねぇ、思い出させてよ』 ニコッと微笑む貴女に私は、また救われるんです 例え辛くても、この恋は捨てれないわ・・・ だって私幸せよアルテミス 好きな人が近くで笑ってるのを見ていられるんですもの 幸せよ・・・アルテミス [先頭ﾍﾟｰｼﾞを開く] [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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