衛さんに冷たくされても彼女は健気に想い続けプロミスリングを作り、もう一度想いを伝えようと不器用ながらも毎日頑張ってる姿を見ると胸が締め付けられる あぁ・・・やっぱり彼が好きなのねーーと 彼女とは学校が違うので学校での様子は亜美ちゃんたちから聞いてる まぁ顔を見る限り、もう限界なのは分かる 学校帰り 彼女の家へ向かう うさぎの部屋にて 美奈『あまりムリしないでね』 うさ『うん・・・でも、もう少しで完成だから』 そういって黙々と編み始めるのを黙って見つめた 美奈】想いを込め編んでも・・受け取ってもらえなかったら彼女は本当に壊れてしまう・・・ うさぎの悲しい顔を見たくない 誰よりも早く覚醒した美奈子に、とっては一番辛いのは、うさぎが悲しむことだ うさ『美奈子ちゃん・・・』 手を止め美奈子を見つめる 美奈『なぁに?』 私は彼女を悟られないよう笑顔を作る うさ『美奈子ちゃんは今と前世どっちが幸せ?』 美奈『・・・えっ?』 うさ『わたしは・・・使命の毎日で辛いときもあるけど皆と出会えて本当に幸せ(泣)でも・・・』 美奈『幸せに決まってるじゃない(ぎゅっ)だから泣かないで・・』 うさ『あたしが幸せでも皆は違うかもしれない(泣)前世からの恋が衛さんを苦しめてたなんて考えもしなかったの・・・』 美奈『きっと衛さんに何か事情あるのよ。信じてr』 うさ『あたし、そこまで大人じゃないよ(泣)』 美奈『ごめん・・・。』 うさ『寂しいの(泣)逢いたいよ』 美奈『わたしたちは傍にいるから・・・。』 うさ『・・・うん』 ・・ ・・ アパート 玄関にて ピンポーン がちゃ ドアを開けた瞬間 ばしっ 衛『・・・っ』 美奈『なに泣かしてんのよ!!』 衛『・・・・俺は俺なりに彼女を護ってるつもりだ』 痛む頬を我慢しながら真っ直ぐ見つめる 美奈『泣かせてるくせに何いってるのよ!!もう、あの方に近づかないでください。半端に優しくしても傷つけるだけですから』 衛『・・・・』 そう言って彼女は帰って行った 俺とは違う護り方 彼女は全身全力で、うさを護る 魂も、身体も、体の中を流れる血も何もかも彼女を護るためにあるのだと遠い昔 彼女は言っていたのを俺は思いだした 誰よりも早く覚醒し誰よりも彼女を見つけ想い続けてきた 彼女 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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