思いもしなかった プリンセスや仲間のため以外に走るなんて・・・ キンモクセイも少しずつ復活し僕らは再び地球にきた 本当言うとプリンセスから離れたくなかったがプリンセスの命だから仕方なく地球に戻った プリンセスが言うには月のプリンセスが精神的に不安定陥り銀水晶が暴走したりするらしい 未熟だから、そんなことになるんだ 呆れながらもプリンセスの命だから彼女たちと一緒にフォローすることにしたのだけど・・・ 教室にて ガヤガヤ 夜天】相変わらずウルサいな。てかあいつ本当に情緒不安定なのかよ・・・ 視線の先には皆と楽しそうに話してる うさぎちゃんがいた 星野や大気も加わり楽しそうに話してる ・・ ・・ 学校帰り 学校 中庭にて 夜天『あーかったるい』 だるそうに木にもたれかかり座っていたら 美奈『うさぎちゃん（汗）』 うさ『・・・・(泣)』 目の前をスゴいスピードで走ってく うさぎちゃん それを追いかける美奈子ちゃん 夜天『どうしたの？』 美奈子ちゃんに声をかけると 美奈『夜天くん・・・(泣)』 泣くのを堪える美奈子ちゃん 夜天『どうしたんだよ？！君も、あいつも泣くなんて・・・なにがあったの？』 美奈『・・・あたしは大丈夫だから。うさぎちゃんを探さなきゃ』 探すといいながらも一寸の迷いもなく走り出す 僕も思わず彼女の後ろを追いかけた ・・ ・・ 美奈『うさぎちゃん（汗）』 うさ『・・・・(泣)』 美奈『何度も言ったでしょ・・・。うさぎちゃんのせいじゃないって』 少しずつ距離をつめていき手を取る美奈子ちゃん うさ『でも夢見るの・・・(泣)わ、わたしを護るために皆倒れていく・・あの場面を(泣)ま、また私のせいで皆・・・』 美奈『うさぎちゃんのせいじゃないって言ってるでしょう・・・。私たちが護りたいの。』 うさ『やだ！！もう護られるだけのお姫さまなんて(泣)なんのために戦士として生まれ変わってきたの(泣)』 美奈『・・・うん。』 うさ『みんながあたしを護るために戦うなら、あたしは皆を護るために戦う(泣)』 美奈『・・・うん。』 うさ『約束よ(泣)もう無茶をしないって(泣)』 美奈『約束するわ・・・』 美奈子ちゃんが抱きしめると安心したのか・・・ ・・ ・・ 月野家に向かう途中 うさぎちゃんが眠ってしまったので夜天くんが、おんぶしてくれている うさ『スーッ・・・スーッ・・・』 美奈『夜天くんゴメンね』 夜天『別に・・・ていうかさぁ』 美奈『んっ？』 夜天『君・・・相当な嘘つきだね』 美奈『なんのこと』 夜天『さっきの会話。君たちは、この子のためなら喜んで命を投げ出すだろ。たとえ、この子が傷ついても無茶をし守り通すためなら・・・き擬性愛だよ・・・』 美奈『それでも・・・』 声のトーンを落とし夜空を見上げる 美奈『傷つけても泣かせても・・・嫌われても良い。この子には生きて欲しいの』 夜天『・・・うん、そうだね』 美奈『この身を投げ出すことが全然怖くないって言ったら嘘になるけど私が一番こわいのは・・・この子を失うことなの。』 夜天『・・・うん』 美奈『遙か昔・・・この子を目の前で失ったときに誓ったの。生まれ変わって再び巡り会ったとき今度は絶対に守り抜くと。』 夜天『君の優しさは、ちゃんとこの子に届いてるよ。大丈夫』 美奈『・・・ありがとう』 にこっと笑う愛野は・・・凛として強く輝いていた [先頭ﾍﾟｰｼﾞを開く] [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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